令和3年11月16日(火)活動報告
県民からの意見に基づく公共交通計画に関する調査を致しました。
ある県民からのご意見
・首都圏からご主人の故郷である由利本荘市東由利に移住
・免許はない。
・秋田市の病院などに行き、帰りに電車で秋田市から由利本荘の駅に戻っても、夕方は電車とバスの時間が短く、冬は電車が雪で遅れるとバスに乗れない場合がある。
・夕方のバスは土日祝日、お盆期間、年末年始期間は運休だ。
・こうした住みにくさを解消すべきだ。
・市町村の問題と片付けるのではなく県からも補助金が出ているのだから、対応すべき。
とのご意見をいただきました。
この日、時刻表を確認の上、秋田市から本荘駅に乗車して確認しました。
秋田駅発 16時44分発
羽後本荘駅 17時30分着
バス 17時40分発 しかも土日祝日等運休
おっしゃる通りでした。
そこで、県の交通政策課長さんに次の論点で改善検討を要請致しました。
○要請内容
県は現在、「秋田県地域公共交通計画」を策定中である。その中では、6圏域(北秋田・鹿角、山本、秋田、由利、仙北、平鹿・雄勝)毎に公共交通の課題、解決の方向性を整理するとしています。(9月議会所管事項審査資料)
しかし、次の論点からも課題をとらえ、県民のご意見をより深く反映した計画とすべきと申し上げました。
・秋田から本荘、横手から本荘という具合に、県が課題を捉えるエリアを超えた広い区域で「電車と、バスの乗り継ぎ環境を良くすること」
特に県都秋田市には県内にそこしかない医療機関等があり、他の圏域を超えた電車とバス利用者がいらっしゃるはず。
・しかも、免許を返納され公共交通を利用される方も増えてくるのではないか。
・こうした課題は他にも多々あるのではないか。