令和6年3月19日(火)活動報告

インターバル速歩

6時から
なかいちコース

午前

秋田市にて(午前)

□議会運営委員会
10時半
本日の議事日程
採決方法の確認
・あらかじめ各会派から可否確認
・前回一致の場合は簡易採決
・そうでない場合には起立採決

午前

秋田市にて(午後)

□会派議員総会
12時半

□本会議
13時から
令和6年度当初予算案など、条例案、その他案件可決

○本議会振り返り
◾️令和6年度当初予算案ポイント
(総論=基本方針)
・人口減少問題克服に向けた「未来の秋田を支える人への投資」と
・県民の生命や財産を守るための「気候変動等に対応した防災力の強化」を強力に進める。
・選択・集中プロジェクトに予算を重点的に配分するほか、6つの重点戦略を推進する。
⭐️選択・集中プロジェクトは3つ
1 賃金水準向上
2 カーボンニュートラル
3 デジタル化推進
🌟6つの重点戦略は?
1 産業・雇用戦略
2 農林水産戦略
3 観光・交流戦略
4 未来創造・地域社会戦略
5 健康・医療・福祉戦略
6 教育・人づくり戦略
(各論点=知事説明した主な政策)
(産業・雇用戦略)
・大卒者等の県内就職を促進するため、研究開発や海外展開などに向けた組織再編等を進める企業を支援
・魅力的な職場の確保に向け、再エネ工業団地の整備推進
・成長産業等の企業誘致
・急成長が見込まれる新たなビジネスモデルを持つ企業家を集中支援などスタートアップの創出
・企業の中核人材を育成するため研修等に要する経費を助成
・中小企業デジタル化に向けた講習、在職者等のリスキリング促進
・外国人材受け入れサポートセンター設置し相談体制強化
(農林水産戦略)
・食料安全保障の抜本的な強化の観点を踏まえた農業基盤整備
・サキホコレの全国トップブランド確立に向けた生産・流通・販売対策の推進
・果樹生産について気候変動に対応した情報発信を行うシステム開発等による災害に強い産地づくり
・デビュー10周年を迎える「秋田牛」のさらなる認知度向上のためのプロモーション実施
・再造林の拡大に向け、林業経営体への造林地集積、木材生産のスマート化を支援し、カーボンニュートラルの推進
(観光・交流戦略)
・コロナ収束後のインバウンド需要の回復に向け、台湾からのチャーター便の安定的な運航と本県への誘客促進
・タイや欧州等の市場の特性に対応した情報発信
・閑散期の冬季誘客対策をJR東日本と連携した冬季大型観光キャンペーンの実施等により推進
・ターゲットを絞った広告宣伝や新たな体験型旅行商品の造成等により大館能代空港羽田線の三往復運航定着
・新県立体育館の事業者選定手続き推進
(未来創造・地域社会戦略)
・県内企業に就職する大学生等を対象に、企業と連携した新たな奨学金返還助成制度を創設
・アキタコアベースを核とした相談対応や支援充実
・若年女性の県内定着・回帰に向け、
・首都圏在住の若年女性との意見交換によりニーズ把握やネットワークの強化
・子育てスペースや更衣室等の整備を助成し企業、職場の整備促進
・子育てにかかる経済的負担の軽減を図るため、
・子どもの医療費助成について、助成対象を高校生までに拡大し所得制限を撤廃するとともに、
・男性も利用できるおむつ交換所等を整備する商業施設等を支援する=国の子ども未来戦略と足並み揃えたい少子化対策
(健康・医療・福祉戦略)
・在宅医療体制の確保・構築を進めるため、
・医療・介護等の連携を担う拠点を設置
・訪問看護における相談・支援体制を整備するほか、総合診療医の育成に向けた医療MaaS導入を支援など
・福祉人材の確保に向け、介護・福祉の職場の魅力発信
・介護ロボット・ICT導入に係る相談業務や専門家による伴走支援を実施する総合相談窓口設置
・災害発生時における医療・福祉の機動的な対応できるよう災害派遣チームの体制整備や人材育成等を強化、災害ボランティア活動円滑化のための人材養成
(教育・人づくり戦略) 

教職員の負担軽減のため
・高校入試出願システム導入
・学校サポートの拡大
・教室に入りずらい児童生徒に対応するスタッフを配置して多様な学びを保障
・中学校の部活動地域移行に向けた市町村の取り組みを支援
・県内の大学、短大、専門学校等が一堂に会した進学相談会により、高校生の県内定着を推進
(防災対策)
・次期総合防災情報システムの実施設計
・視覚障害者等がスマートフォンからの音声により災害情報取得できるアプリ導入
・防災アドバイザー派遣により県民の防災意識向上を企図
・男鹿半島地域等を対象とした防災・減災対策の検討
(ツキノワグマ対策)
・人や農作物被害防止に向けた専門職員増員
・カメラトラップ法による生息数調査、新たなマップシステム構築による出没情報等の迅速な発信

○令和5年度予算
県の公の施設の指定管理者に対する光熱費等を助成など

午後

秋田県の人材を育成するため行動する社長会議

15時
パークホテルにて
最も大切にしたい企業に選定され、女性活躍企業として安倍元総理も訪問された天彦産業の樋口会長の熱いお話をお聞きしたほか、出席社長さんたちによるデスカッション、懇親会などが行われました。
この会はわたくしが平成30年に秋田地域振興局長のときに実施した官民連携プロジェクトです。

○経緯
○由利本荘市での取り組み
平成26年度から29年度由利本荘市副市長として仕事をさせていただいたとき、次のラジオ放送を聞いた。
中小企業政策の第一人者である法政大学大学院坂本先生が、全国7000社を実地調査
その結果、売上高営業利益率が高い企業には共通事項があった。それは社員とその家族の幸せを第一の企業理念とし、実際に経営戦略や人材制度で実現していた。
その結果、社員のモチベーションが向上し個々の生産性やチーム力をが上がり経営向上に反映。
そのお話をお聞きし、これだ!
と思った。そう、インターバル速歩の能勢先生のお話をお聞きしたときと同様のインスピレーションが湧いた。
秘書課にアポとりをお願いした。
由利本荘市職員のすごいことは、副市長からの無謀なアポとりをきちんと実現してくれる。ほんとにその前向きなチャレンジ精神に感謝している。
坂本先生と東京でお会いした。
由利本荘市にいらしていただき、市内企業の皆様にお話をしていただきたい。
ご快諾いただき、当時雇用開発協会の会長されていた菊地建設の橋本社長さん(当時)にご相談。
講演会を開催することになった。この講演会開催も市の担当が頑張ってくれた。
参加企業からのアンケートを拝見。皆さん、非常に好意的だった。
なかには、ある会社社長さんから、社員の幸せん第一にする理念変更し、実施したら、離職率ゼロになり、社員エンゲージメント高まり、黒字になったと感謝された。

○秋田県秋田地域振興局長時代
平成30年4月に就任し、管内企業をまわり、人口減少に立ち向かうアクションとして、社員とその家族の幸せを第一にして、つまり、今で言う人への投資を経営戦略に据え、県内若者を生かす社長会議を起こしたいと提案して回った。
たくさんの若手社長から賛同を得た。
昨日の会議で6年目。その時からの社長さんもいらっしゃった。
ある社長さんは、東京に企業を買いに行く。そこで若者を活躍させたい。
とか
経営力のある社長を派遣し県内企業の事業承継や経営革新をサポートし地域経済活性化を図りたいなど、社長ならではの県内経済活性化戦略をお聞きしました。
秋田地域振興局によると来年もこの会議継続するそうです。

午後