令和6年7月29日(月)活動報告

この度の大雨災害被災地は、東由利、石沢、西目、由利だけではない。矢島、鳥海も。
なお、国道107号通行止め地点は安全を確認できたので本日から迂回路設置のため、24時間体制で工事実施しています。ご迷惑をおかけしています。由利地域振興局建設部長さんより。

インターバル速歩

7時03分から
倉庫内にて

午前

被災地県民の声を聴く活動

○東由利の方から
花水をかけないと年に一度の稲作収入が得られないので、壊れた水路、自分たちど応急的になおしたい。と支所に被害報告とあわせて言ったら、「事前着工になるからまず待ってください」と言われた。
これからあちこちでこういう話が出てくる。調整してくれ。

午前

自宅→東由利総合支所

→県に確認。国災害復旧事業の応急工事の事前着工できるか?
→回答 写真など条件満たせばできる。

○小野一彦県に確認
営農継続に大きな影響を与える花水対策については、昨日、市として要件満たせば国の災害復旧事業の応急工事を活用する方向で、県も応援職員増員して支援することになったはず。

○県回答
市の本庁と確認した。
まず、被害を確認。費用が40万円を超える場合、国の災害復旧事業申請できる。その際、応急工事ができる。事前着工も要件満たせば可能。
市の事業では事前着工の可否は市のルールによる。
そのほか、農地水の交付金を活用することができる。
そうした交通整理をして農家に寄り添い対応すべきだ。
□総合支所長さん
まず、被害状況を確認し、事業主体、国事業でやるかそれ以外か決める。
それ以外とは市単独事業、農地水など。
そのように交通整理し事業を推進する。
支所としては、県のアドバイスを受けながら、被災農家に最適な手法を選んでもらいたいと考えている。
由利本荘市全域で花水対策に関する指導ネットワークをつくる必要を感じました。

○湯楽里復旧について
温泉の送水管の復旧を早急に行い、それがすぐできなければまきやまの水道を使用してでも営業再開を行うべき。
→今、対応を進めている。

○東由利の方
農地が崩落して水路に落ちた。
見てほしい。
→現場へ
対応は明日確認

○矢島の方から
牧草の2番草を刈りとり販売する時期が近づいているこの時期に、牧草地に至る市道が被災。安全確保しながら自力でも通りたい。
迂回路といっても国道に出て花立に向かう。大型機械を運ぶとすれば夜中に行かないといけない。
2番草の刈り取り時期を逸すれば 、53ヘクタールで400個の牧草=2700万円減収になる。たくさんの畜産農家が飼料を買えない事態が広がる恐れがある。

午前

自宅→矢島町沢内地区農家へ

○市道状況聞き取り
矢島総合支所課長さん、班長さんと農家の方と協議。道路の災害復旧も要件を満たせば、事前着工が認められる場合ある。安全性確認し、市全体の方針の中で対応したい。
○鳥海町上直根の方から
上直根から笹子に通じる県道70号がこの雨で通行止め。通勤に使用している人もおり、早期復旧を望む。

午後

矢島→上直根へ

○上直根にて
県道70号通行止めの看板前
その先には行けず、現地確認はできなかった。
由利本荘市全域でこんな状況であり、被害状況を確認中だから、議員からあれこれ問われるのは迷惑かもしれない。
市も含め確認したり、質すことが市民の代理人である議員の仕事だ。遠慮しません。
パワハラにはならぬように。

○由利高原鉄道社長さんから
黒沢踏切近くの擁壁が壊れた。安全確保のため社員が毎日始発から終了まで現地確認を行なっている。
擁壁の下に市の農道、水利組合の水路があり、できれば協調して同時着工できればよいのではないか。
本日第一回目の協議。由利高原鉄道としては一刻も早い復旧をしたい。水利組合もやぶさかでないが、有利な災害復旧事業を使うしかないか。
また、由利高原鉄道では財源に保険を使うか。そうだとすれば、300万円の自己負担が出てくる。
国の補助事業を申請して、事前着工承認をもらうことができるようだが、時間がどれくらいかかるかわからない。

○小野一彦黒沢踏切下に行き現場確認
明日、県の交通政策課に確認

午後

黒沢→東由利へ

18時半
夕食後
○東由利舘合新田水利組合長さんから電話
役員で話し合った。メタダレ線ひどく被災した。
現場を見てほしい。
→明日9時、組合長宅前集合

午後

なお、明日7月30日、31日に予定していた東京出張は取りやめとした。当然だが。