令和6年8月10日(土)活動報告

東由利→本荘社会福祉協議会本所

□災害ボランティア活動に参加
9時〜15時まで
・予め社会福祉協議会に登録していました。
・7日お電話があり10日活動要請があり、受諾しました。
・本日は9時前に社会福祉協議会に集合、由利町の久保田地区で活動するよう要請がありました。
・久保田地区は春に河川の洲ざらい要望があり、現地調査をしていました。2つの河川が合流する箇所であり、雨が降れば水位があがり危険であり要望がなされていました。
・災害発生以後2回目の訪問です。
・本日のボランティア活動は、久保田地区の方のご自宅の床下の泥出し、別の方の蔵の泥出し、土嚢袋詰め、運搬、家屋まわりの泥をスコップで上げ、一輪車に乗せ、運搬する作業でした。
・硬くなった泥にスコップを突き刺し一輪車に積み上げる作業を延々と行いました。被災された方々の大変なショックやご難儀を実感しました。

○コミュニティの力が命を救った
・7月24日夜、同じ町内の方が一件一件まわり、あぶないから避難して、と言って周ったそうです。 
・それで皆二階に避難したそうです。
・この方の行動がなければ、亡くなった方もいたと思いますとのことをお話してくださいました。

○災害発生メカニズム検証と安全対策官民対話の開催
・久保田の方から小野さん、議員は選挙のとき「安全安心の街をつくる」とよく言う。もうあんな恐ろしいこと、そして今後の復興が不安だらけ。こんなことない地域にしてください。と振り絞るようなご要望をいただきました。
・久保田地区は東由利の杉森地区、沼地区とつながっており、今回の大雨は東由利側の大量の雨が流れてきたのではないか。
・そうした流れが橋の欄干にぶつかった立木やゴミのせいで町内に越流したのではないか。
・そのような話もあるようです。
・今後の効果的な対策を構築し安全な地域づくりをするために、7月24日はどういう状況だったか。これまでとはどう違うか。対策はどうあるべきか。行政は対策をどう考えているか。などについて、久保田地区の皆様と行政(県、市)とわたくしとで検証ワークショップを開催したいと思います。

○デジタルボランティアの必要性
本日、支援活動した方と休憩時間に話し合いをしました。自宅に水が入り、家電、スマホも使えなくなり、新しいものを買ったが使えない。連絡をしたいができない。やらねばならないことあるのに連絡とれない。災害時に、こうしたデジタル機器の使い方を教えてくれるボランティアがいてほしい。
→小野一彦承知しました。

○被災家屋への支援
ようやくローンが終わる直前だった。どのように自宅を修繕していけば良いか。支援はないか。
→県のリフォーム補助あります。工務店や振興局に問い合わせしてみてください。(小野一彦も情報提供)

○写真の見方
左上写真 
ボランティア受付、支援要請者マッチング、スコップ、一輪車など道具を提供する社会福祉協議会
右上写真
2つの山から流れる2つの川の合流地点、それが久保田地区
右上の写真、右側にハウスがありますが、川から流れてきたゴミがハウスにへばりついている。つまりあの高さまで川の流れが上がった。

終日