インターバル速歩10周年記念祝賀会開催!(令和7年10月4日(土)活動報告)
今日は由利本荘市における住民が主体となり市役所が支える形で10年間貫かれてきた「インターバル速歩を中心とした健康まちづくり」が大きな成果を挙げたことを祝う日となりました。
70名が参加されました。
1時間基調講演をさせていただき、10年の振り返り、感謝状贈呈、昼食会、余興、記念撮影。
思い起こせば、24年前、県庁農山村振興課時代に医療関係者による健康チェック、森林浴、農業体験、伝統食、温泉等を組み合わせた体験イベント、あきた農山村健康院事業として「健康をテーマとしたまちづくり、観光振興」の取り組みをスタートさせました。
秋田県は森林が7割あり、農山村こそ健康をテーマとした地域づくりや観光振興が大きな強みと確信し、なんとかそれを具現化させる事業を起こしたいと常に考えていました。
しかし、そうした体験プログラムには個々に通用するエビデンスはありませんでした。
結果その体験プログラム2〜3日実施したとしても、血圧がどのくらい下がる、血糖値がどのくらい改善するなどが期待できず、県民運動的な普及にはつながりませんでした。
農山村振興課から10年後、由利本荘市副市長に就任しました。
副市長任期初年目の平成26年8月、雑誌サライで、「なぜ長野県は健康日本一か」というテーマが特集されており、その理由の一つとして、インターバル速歩が紹介されていました。
長野県の信州大学が考案したインターバル速歩を実施することにより、最大体力が20%、血糖値が20%、中性脂肪が20%改善するという医学的証明がなされている、世界が注目する夢の運動法であると紹介されていました。
わたくしは、是非、由利本荘市にもこの運動法を普及させ、由利本荘市から秋田県全体広げたいと強く願い、同年9月25日信州大学に赴き、考案者の能勢博先生にお願いにいきました。
あれから10年が経ちました。由利本荘市ではのべ8000人がインターバル速歩に取り組み、市民の力で八郎潟町やにかほ市など県内に広がりつつあります。
また、インターバル速歩を通じて松本市の方々との双方向交流が続いています。
市民が主人公で市役所が支えながら健康まちづくりがどんどん進んでいる。由利本荘市を拠点に秋田県内に広がっている。
今日は感謝、感動でいっぱいの気持ちで基調講演として、これまでのこと、これからのことを語らせていただきました。
また、今日、自民党の新たな総裁が決まりました。
この10年間で、
由利本荘市が内閣府の地方創生加速化交付金を獲得し、信州大学と共同研究し、インターバル速歩の認知機能改善を検証するなど他の市町村が取り組んでいない地方創生へも取り組んできた。
自治の力が国政を支えること。しっかり再認識して
わたくしも取り組んでいきたい。
○インターバル速歩SNSで18億人アクセス!
10月4日開催されたインターバル速報10周年記念祝賀会にて、考案者の能勢博先生がビデオメッセージにて祝福してくださいました。
その中で、先生がご紹介くださいました。
今、インターバル速歩はアメリカで「Japanese walking」の名称で大変注目されており、SNSでは
18億人がアクセスしているそうです。
医学的根拠がある運動法、インターバル速歩をみんなで広めよう。












