令和3年7月5日(月)本日の県議会
13時半から、予算特別委員会討論採決
終了後、各常任委員会討論採決
15時から、熊被害対策勉強会
○所感
この度の県議会は当初予算が選挙のため、どなたが知事になっても必要な事業予算を骨格として組んだのに対し、本格的な政策を盛り込んだ肉付け予算案でした。
加え、秋田元気創造プラン最終年度の検証と仕上げ・次への方向性を具体化するものでもあります。
次代を担う若者がもっと定着し、或いは一度県外に出ても戻って来られる仕事づくり=賃上げを大きな戦略として打ち出した予算となっています。
それに対しては異論はありませんが、そのための手法の一つとして企業買収と合併、異分野進出が知事説明でアナウンスされています。
本会議ではそれだけでなく、企業ニーズを把握し多様なプロセスを踏む形で進めていくという答弁がありました。
当然の話です。
県内の事業所48769のうち、94パーセントが社員29人以下の企業です。知事も私たち県議もそうした数多くの「各地域を守っている県民である事業所の社長や社員の方々」から選ばれています。
そのことを基本に、絶対的な人手不足経済の中の多様な企業の賃上げ、子どもをもう一人、二人産み育てたいと願う若い夫婦が安心して産み育て職場に復帰し活躍できる、そんな秋田を皆んなでつくり、広げていかねばなりません。
7月2日の総括では、議会の一員として同僚県議の皆様の議論と連結させていただき、仕事と子育ての両立及び賃上げの対象と手法について質問を致しました。
が、振り返れば、わたくしの質問の論点の不明確さ、結局何がいいたいのか、肉付け予算案はどうなのか、元気プランの中で弱い部分が何なのか。などを課題として明確化できず、効果的な提言につなげることができなかったと反省しています。
当局の答弁を踏まえ、さらに県民の皆様の声をさらに聞き対話を重ねながら、明日の議会終了後、次の一般質問に向け活動を継続致します。
秋田県再造林推進協議会設立、あきた未来へつなぐ造林運動スタート
本日、秋田県森林組合連合会佐藤代表理事会長様、秋田県木材産業協同組合連合会大坂理事長様、秋田県素材生産流通協同組合山田理事長様はじめ関係の方々が見えられました。
「このままでは秋田県の人工林はなくなってしまいます。」強い危機感を共有され、森林組合、木材産業、素材生産、種苗、森林労連のお立場で再造林を進める運動を展開されます。
若い樹木の方がCO2の吸収力がある。災害抑止機能。水源を守り育てる。山村を維持する。わたくしたち、全ての県民に関わる問題であります。自分ができることを掘り下げながら応援してまいります。