令和3年2月17日(水)本日の県議会
10時から
交通政策課
文化振興課
スポーツ振興課
の令和3年年度当初予算案及び追加補正予算案について審査終了しました。
○主な質疑(・小野質疑→答弁)
交通政策課関係
□地域交通の維持・確保対策関連予算について
・全県を対象エリアとした「秋田県地域公共交通計画」を策定するとのことだが、市町村を越えたバス路線の再編などを進めるためか?だとすればどのように県民から意見を聞くのか?
→法改正により広域的な視点からの計画が必要とされた。県民の意向はユーザとしての立場から調査することになる。
・平成21年頃、秋田県の建設部で公共交通のビジョンを策定した。その際、複数の市町村に参加してもらい、住民からアンケートをとった。
停留所があればよいですか?との問いにあればよいと回答があり、実際には利用しない事例があった。
やはりこれからは、ユーザーとしての立場と地域を維持していく立場(そのためにも公共交通インフラを利用する。NPOや社協、自治組織の運送者の立場から)も併せて意向調査を行うべきである。
→そのような視点も踏まえた調査、計画策定を行いたい。
○三セク鉄道の災害への備えに対する支援について
・秋田内陸縦貫鉄道関連予算では「鉄道軌道輸送対策事業」として維持修繕費として橋梁健全度調査の予算が計上されている。由利高原鉄道関連にはないが、同鉄道の橋もかなら古いはずである。豪雨災害が多発する時代であるが、どうなっているか?
→由利高原鉄道については昨年度調査を実施している。会社から提出された整備計画により支援している。災害に対する支援制度により対応する。
○「東京オリ・パラ」あきたの文化発信事業について
・コロナ禍により、文化、舞踊舞踏が人間にとってなくてはならないものであることを実感した。
・舞踊・舞踏フェスティバル開催事業として、ダンスの聖地秋田を国内外に発信するとある。石井漠、土方巽の流れを汲む舞踊・舞踏家を各地から招き、コンクールを開催するとのことだが、開催地の秋田市だけに終わらせず、前後にエクスカーションとして例えば、羽後町の鎌鼬美術館などゆかりの地をめぐるツアーなどを考え、文化、舞踏舞踊による全県の活性化を図るべきである。
→鎌鼬美術館など関連団体等とは連携の上実施することとしており、検討したい。
○コロナ禍におけるスポーツの実施状況について
・県ではスポーツ振興施策の成果を図る指標として「週一回以上スポーツを実施する成人の割合」を設定しているが、コロナ禍によりなかなか実施割合が伸びなかったのではないか。その中で、県土が広くアウトドアスペースが多いなど秋田の強みを活かしたスポーツがかえって盛んになったとか、希望の芽みたいなものはなかったか?
→スポーツ推進委員が調査しているが、予想以上に実施率は落ちていない。それは、スポーツの概念を各人の生活スタイルに合わせて、例えば、通勤時に行うウォーキングみたいにハードルを下げた形で実施していることがあるのではないかと考えている。
○アスリートと企業のマッチングの仕組みの成果について
・県ではアスリートと企業のマッチングのため、「無料職業紹介所」を設置しているとのことであるが、いつから設置し、成果は?
→平成28年から設置。14名の就職が決まっている。
・無料職業紹介所というPRをさらに行えば、東京で頑張っている若者のご家族などを通じた有効求職も増えると思うので、引き続き紹介所のPRに努めてほしい。
→そのようにいたします。
○産業労働部審査スタート
観光文化スポーツ部の所管事項の質疑を終え、産業労働部の審査がスタートいたしました。
まず、令和2年度追加補正予算の審査が行われて終了いたしました。
厳しい状況におかれております
飲食店の事業継続を下支えするため
まず第一弾として
「秋田の飲食店」県民応援事業=
プレミアム飲食券について
引き換え期間を
令和3年
2月10日まで→2月28日まで
利用期間を
令和3年
2月28日まで→3月31日まで
といたします。
資料を掲示します。
なお、飲食店への応援はこれとは別の事業についても説明され審査されます。