令和2年11月14日から16日活動報告
○11月14日(土)
湯沢市訪問
本荘の事務所にて
本荘の事務所にて秋田県の産業の状況について分析。
秋田市から駆けつけてくれたわたくしの政策顧問役の方からレクを受けました。
何故、秋田県より山形県のGDPが7000億円多いのか。理解を深めました。
○11月15日(日)
東京出張前泊
旅行会社が予約していただいたホテルが高輪の秋田県アンテナショップの隣でしたので、夕食は美彩館でとりました。ガイドラインにのっとり
美味しい秋田の食材が生かされておりました。
○11月16日(月)
13時
内閣府別館
内閣官房副長官補
内閣官房国家安全保障局次長
内閣サイバーセキュリティセンター長
高橋憲一氏表敬訪問(早大法学部同期。同じ下宿で勉強した仲間です。)
地方自治と国政が国民の生活現場で直接協働すべき分野。特に災害対応について意見交換をいたしました。
15時半
秋田県の人材を育てるため行動する社長会議メンバー。久盛会さんが本年度大田区にオープンされた「誠心園」訪問。
誠心園の佐藤様(潟上市ご出身)にはとてもご丁寧にご親切にご説明いただきました。ありがとうございました。
○立地場所と地域コミュニティの一員としての活動コンセプト
場所は京急蒲田駅から徒歩7分くらいのとても便利な場所にありました。
二つの建物の間に広場があり、真ん中に噴水がありました。
地域コミュニティの一員として利用者の皆様、職員の皆様と地域の皆様との交流スペースでもあります。
誠心園のある糀谷地区は「福祉のまち」を標榜しており介護施設や保育園等がお祭りを開催している街だそうです。
○利用者の方々、職員の方々負担軽減を図る数々仕組み
□眠りスキャン
利用者の方のベッドにセンサーがついており、心拍数や呼吸を計測。データがセンター介護記録ソフトに飛ぶ仕組み。
この結果
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⭐️利用者の方の睡眠促進効果
これまでは、必ず夜中、お一人お一人を巡回し確認し起こしてしまうことがあったところ、このシステム導入後は必要がある場合以外は巡回で寝ているところを起こしてしまうことがなくなり、→安眠を促進。寝ているところを起こされて不機嫌になる事例が減った。
⭐️介護職員の負担軽減
1時間に1回ねむりスキャンから心拍数、呼吸のデータが介護記録ソフトに飛ぶ。負担軽減が図られた。
□離床センサー
利用者の方々がベッドから降りて転倒のリスクがある場合アラームで介護職員の方々に知らせるシステム
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⭐️利用者の方の安全確保効果
ベッドから離れられる場合には職員の方々がタイムリーに介助しリスクを回避
こうした施設整備には東京都からの支援があるとのことでした。
□施設全体にオゾン発生装置
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⭐️施設全体の殺菌効果
□スライディングシートの採用
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⭐️利用者の方々がベッドを移動する際に介護職員の方々が持ち上げなくとも移動ができるようなシートでした。
□リフト浴・シャワーベッド
利用者の方々が入浴される場合、介護職員の方々が腰を曲げて低い場所で介護しなくても良いように、「お湯が上がってくる施設」
横から洗うシャワー
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⭐️利用者の快適性確保、介護職員の方々の負担軽減
□ダムウェイダー
職員の方々の不用な動作を減らすため、ゴミ等わ運ぶミニエレベーターの設置
□その他
利用者や職員の方々の同線に配慮した設計を後藤理事長さん自ら設計段階から企図実現。
廊下には鳥海山等の絵画展覧。
○コロナ禍に対応した組織戦略
東京の生寿園、誠心園、秋田のあまさぎ園などのグループの職員の方々が、看護士、介護士、栄養士毎にテレビ会議を開催。
技術統一、意見交換を実施。コロナ禍前まではなかった仕組みで、とても効果的であるとのことでした。
○秋田県に本部があり東京都にも施設を有する福祉施設グループとしてのビジョン
高齢化先進県秋田県での取り組み事例を東京都でも共有。
秋田県出身者の東京採用、その後Uターンで秋田県に戻りたいというような場合にも同一グループ内の人事異動により、より円滑に帰郷が実現できる。
今後、首都圏で急増する高齢者の方々の受け入れ体制を担う施設としてのあり方も視野に入れておられるとのことでした。