令和4年6月4日(土)活動報告
秋田駅前の朝2日目。
インターバル速歩
なかいちコース。信号にじゃまされずひたすらトレーニングができるコースです。
農家から物価高の影響について聞き取り
草地組合の方と酪農経営の方から物価上昇の影響について教えていただきました。
肥料やラップは30%値上がりしている。輸入の牧草、資材も上がっている。
濃厚飼料も上がっている。
追加補正による支援と付き合わせをするともに、現場に行き渡るようチェックしていきます。
若者のミカタシンポジウムに参加
○基調講演をされた天野さんの語り
人口減少、人口減少というが、実は秋田は非常に深刻な状況におかれている。そのことすら情報発信されてこなかった。
今日わたくしが皆様にお願いしたいのは、今日わたくしは真実を話す。それを聞いて、皆さんは「びっくりした。良い話だった。」で終わらせるのはないようにしてください。
この場はカルチャースクールではない。わたくしの話を聞いて、明日からご自身が何か一つでも行動を起こしてください。
SDGsだ、DXだ、地域活性化だ。と言葉は踊っても、将来に人口がなければ実現も何もない。
○基調講演ザクッと言えば
秋田県はこの50年で生まれる赤ちゃんが75%減った。それは20歳〜24歳の女性たちの社会減が大きい。
若い女性たちが秋田を選ばないからだ。社会、職場が若い女性にとって不寛容だからだ。その部分を変えなければ秋田の未来はない。
子育て支援よりも秋田を出ていく若い女性たちに対する支援、対策を打ち出すべきだ。
○小野感想
耳に痛いお話でした。
が、聞き流すことはできないと思いました。わたくしたち中高年がいくら自説を述べようと、若い女性たちが職場や地域社会で「こんなところに住みたくない。働きたくない」と思い、県外に出て行くのであれば、その核心部分を変える行動を起こさなければならない。
一方で、「不寛容」という概念は広く抽象的であり、少なくとも職場ではもっと分解した項目を立て、トップが改善を主導すべきと思います。
当該企業において、一人一人の社員を大切にするという理念を掲げて、人材育成の制度を充実させ、福利厚生の充実、健康経営、社員同士の親睦、上司へのジェンダー研修、社員個々へのエンゲージメント診断などを実施し具体化して若い女性たちが働き続けたいと思える職場づくりを具体的に進める必要があると思います。
この点については令和元年のわたくしの一般質問においても質問しています。が、まだまだです。
これからさらに対策を進めたい。