令和4年10月24日(月)活動報告
9時半から決算特別委員会部局別審査のため、早起き。
インターバル速歩
4時半から。
終了後真っ黒な空の一部にぽっかり穴が開き、高薬師山が顔を出す。
6時半東由利→秋田市へ出発。
□決算特別委員会部局別審査・総務部
小野一彦主な質疑事項
■将来負担率改善対策として新たな基準財政需要額項目の創設提案を
・将来負担比率はざっくり言えば「自治体の借金額➗税収プラス普通交付税」であり、家計で言えば「一家の収入に対して将来的に返済すべきお金」を言う。
・総務部の説明で将来負担比率が全国41位とよくないのは、平成29年の災害対策に前倒し的に地方債(借金)を発行したことが大きな原因である。
・昨年度比率が下がったが、それは分母である交付税額が一時的に増えたためであり、今後は人口減少により分母である「標準財政規模=税収プラス普通交付税」が減り、負担が増す恐れがある。
・今後は地方債による公共事業の精査や県有財産の適正規模を図るとの説明だった。
・そこで財政課長に質問だが、分子の将来の負担を減らすことだけでなく、分母を増やす制度をつくることも考えるべきだ。具体的には今後秋田県沖や港湾に洋上風力発電産業が集積し、送電網の整備と併せて脱炭素エネルギー創出するエリアに秋田県はなる。
・そうした秋田県の価値を見える化し普通交付税の基準財政需要額の項目として新たに又は既存項目の改善として国に制度提案し、人口が減っても交付税が減らない仕組みづくりに取り組みべきだ。どうか。
→そのような視点は必要であり、財政課に企画班を設置したことから検討をしたい。
引き続き秋田市にて
□決算特別委員会部局別審査出納局
小野質問なし。
□財政課と協議
午前中に質問した、将来負担率改善対策としての交付税等制度提案について、内容を詰め総括審査に取り上げることを告知。
□上記裏付け収集
建設部から「カーボンニュートラルポート」についてレクチャーを受ける。
秋田市→東由利
○ただ「金を使うな」だけでは新たな価値は生まれない。金を使って金を生み出す仕組みを作ることに頭を使わなければならない。秋田にはそれを可能にする追い風が吹きはじめている。