令和3年11月8日(月)活動報告
東由利倉庫の事務所にて書類整理
東成瀬村へ
秋田県議会建設委員の合同の政務調査活動として成瀬ダム建設現場の視察を致しました。
○説明を受けた事項
・事業の経緯 別掲のとおり。
ザクッと言うと
→昭和58年県事業で調査
平成3年 国直轄へ
平成13年 基本計画 1530億円 平成29年
平成21年 下流工事用道路幹線
平成24年 仮排水トンネル完成
平成30年 仮排水トンネルへ転流開始
平成30年 ダム本体工事開始
令和元年 堤体打設開始
令和3年 基本計画変更 事業費700億円増額
工期 令和8年
・本体工事は二つの発注
一つはダム本体工事
一つは堤体の材料採取製造
本年度で23%まで進む
・ダム形式について
台形CSG形式
C=Cemented
S=Sand(砂)
G=Gravel(礫)
砂とれきをセメントで固めて作るダム
近くの原石山から材料を取り出して同じ現場でCSGを製造し、近接した同じ現場で堤体を作る現場に送る。
・最先端の建設DX
堤体のCSG打設では、建設機械の自動化システムを導入。熟練オペレーターの操作分析をもとにプログラミングされたブルや振動ローラ、ダンプトラックによる自動運転・施工を実施。
○鹿島DXラボにて説明
・施設内のジオラマやパネルにタブレットをかざすとARを通じて技術の説明を受けました。
・展望デッキに出て、タブレットをかざすと現在、堤体完成度が23%の工事現場に完成後の堤体が登場しました!
○工事現場全体を見渡す。
圧巻な風景でした。工事現場というより巨大なインフラ製造工場といった方がしっくりきます。
今日も目一杯学ばせていただきました。