令和5年9月13日(水)〜16日(土)活動報告

○9月13日(水)

前日、妻の父が亡くなり、東由利から大館へ。
1人で諸手続きや葬儀の準備をしている妻の手伝いをしました。優しい穏やかな父でした。

大館市→秋田市

秋田市で被災され営業を開始されたお店にて、
平成8年、フォレスタ鳥海開業、鳥海高原ファミリーアドベンチャーなど鳥海高原観光に関わった仲間たちと意見交換。

午前

○9月14日(木)

秋田市→大館市→秋田市

前日の日中と同様。
夜秋田市ホテルへ。

○9月15日(金)

一般質問初日

一般質問初日。
4名の議員の質問がなされました。
そのうち、農業関係、水田活用直接払い交付金の見直しや肥料高騰対策のその後の状況について県から答弁がありましたので、本会議でのわたくしの聞き取りメモにより
報告します。

○水田活用の直接支払交付金の見直しについて
・水稲の作付けが行われた農地を基本としながらも
1ヶ月以上の湛水管理を行なった農地も交付対象とする要件緩和が行われた。
・生産現場においては
①水稲と大豆のブロックローテーション
②一ヶ月間の湛水後にソバを作付け
の取り組みのほか、
国の新たな畑地化支援を活用し、ネギやソバ等の品質と収量を高めようとする取り組みなど、今般の見直しに対応すべく、様々なチャレンジが行われている。

○今年実施の農家の意向調査結果は?
・今年7月に行なった農家の意向調査では、作付けをやめたり、借地を返すとした面積が
       ↓
大豆では昨年の3割から2割に、
ソバでは6割から3割に減少しており、これまで推進してきた田畑輪換や畑地化への支援の効果が一定程度あったものと考えている。

○県として今後どう対策進めていくか?
・排水や復田対策に必要な機械の導入支援に加え、品質や単収の向上に向けた技術支援を行うほか、
・現在進めている地域計画の策定を通じて、担い手や農地利用の明確化を図り、耕作放棄地が発生しないよう、農家をサポートする。

○新たな条件不利農地対策など国に要望
・上記に加え、食料安全保障の観点から、ソバ等の省力栽培により、農地を面的に維持・保全する新たな条件不利農地対策を講じることや、畑地化支援の予算を十分に確保することについて、国に強く要望していく。

○ソバの振興について
・県では今年度から「そばの里づくりプロジェクト」を創設し、生産者の経営基盤強化に向け、単収の向上と付加価値創出に取り組んでいる。

○ソバ単収100キロチャレンジ実証圃を三地区設置
・上記具体的には、単収100キロチャレンジ実証圃を県内三地区に設置し、
排水対策や適期播種などの基本技術に加え、施肥、畝立て、播種の三作業を同時に行う先進技術の実証に取り組んでおり、
その成果を県全域に普及する。

○由利地区の取り組み
・由利地区では、生産者、製麺業者、飲食店等が、連携し、製粉や製麺などの加工に加え、カップ麺等の新商品開発に取り組んでおり、新たな販路開拓と付加価値の創出を目指す。

○水田活用交付金に頼らない自立経営を
・こうした取り組みを展開することにより、水田活用交付金に頼らない自立した経営を確立し、
・ソバの「人を呼ぶ力」を活用した地域の活性化や、県産ソバのブランド化に取り組む。
小玉議員の一般質問とこの答弁。12月議会一般質問でわたくしが後工程を引き継ぎます。

午前

秋田市→東由利

○9月16日(土)

東由利地区2つの保育園が統合して半年。
初の運動会が開催されました。

運動会て、何年ぶりだろう。園児と小学生、保護者、祖父母、わたしたちも参加して楽しかったです。
秋田県庁で「集落対策」ではなく「地域コミュニティ自立支援策」を行い、今でもライフワークとしています。
運動をテーマにみんなが参加する運動会。単に保育園の運動会を超えた意義がある。

小学校の校長先生も小学生とともに参加された。
保育園児が小学校に入学してしばらく架け橋的な個に応じた教育をすべきと国では進めている。大いにすすめるべきだ。
その観点からも小学校の先生が参加して良かったと思う。
県議会でも架け橋プロジェクトは引き続き取り上げます。

○東由利の保育園定員が40→50へ増えた
えみの森の入園者が増え、定員が50名に増えるそうです。
小さな出来事のようにとらえるべきでなく、教育や保育の本質から掘り下げて分析し、他の県内保育園でも同様の取り組みにスポットライトをあて、広げていくべきと考えています。