令和6年7月16日(火)活動報告

インターバル速歩

7時46分スタート
倉庫内にて

午前

東由利→能代市二ツ井町切石

□秋田創生マネジメント社訪問
14時から15時半

○経緯
令和6年3月19日
介護事業者連盟秋田県支部との意見交換会開催
その際、インドネシアの看護大学と協定を締結し学生さんをインターンシップとして受け入れ、関係性を構築し、卒業後、技能実習生又は特定技能資格で介護人材を受け入れられている秋田創生マネジメント社の阿波野社長さんのプレゼンをお聞きしました。
実際に訪問し生のお声をお聞きしたいと思い、議員有志で訪問依頼を懇親会で親しく話をされた児玉県議にお願いしていただきました。わたくしからもメールで依頼しました。

○本日訪問者
鈴木健太県議、佐藤信喜県議、児玉政明県議、鈴木真実県議、武内伸文県議、そしてわたくしです。
内容は会派で共有して当局への政策提案を行います。

○ご教示いただいた事項
・インドネシアから技能実習室、特定技能資格者を介護人材として受け入れしている。
・おじいさん、おばあさんと暮らしてきた方々が多く高齢者への介護の心が自然であり、とても使命感が高い方々
・ショートステイを運営しているが、全体でグローバルスタッフとして13名働いている。
・技能実習生が7名、特定技能の方6名。今後は技能実習生は増やさない。
・受け入れ体制づくり6つの課題

1 暮らし
・貸家を3棟借り共同生活
・日本人スタッフや先輩のグローバルスタッフがが管理し、町内会のルールアドバイス、ゴミ出しなどサポート。
・一番の課題は家の賃借。不動産屋さんが外国人相手だとNGを出す。契約は法人で管理をきちんとやると言っても。
・そもそも外国人だからという価値観、意識を変えなければならないのではないか。

2 言語
・日本語研修には一事業所当たり20万円の補助金があるが、週一回の日本語研修、オンラインで東京の先生から教えてもらっているが、1人30万円から40万円かかり厳しい。
・本人たちが意欲的に日本語教室受講している。
他県の制度はもっと充実していて外国人材確保への姿勢が違う。他県の制度を後ほど送るので比較検討してほしい。秋田県庁には他県制度を資料提供した。

3 交流
・法人スタッフが町内会の方々へ橋渡しをしている。
・コミュニティが少ないので外国人が集まる環境をつくる必要がある。まず市内の施設の職員との交流を始めている。
・スタッフとの交流や同じ地域にいるグローバルメンバーとの交流の場を広げる。
・インドネシア人少ないので集まる場所を他地域とのネットワーク化が必要。

4 実習
・必ず1名スタッフがつき、指導研修を行う。
・実習サイクルや業務分解など悉皆的なスキルアップ対策をしてきた。

5 情報共有
・ラインワークスを使用して、介護スタッフだけでなく、社内スタッフとも情報共有する。
・日本語の練習のためにも今日やったことを紙に書いてもらい、覚えてもらう。
・日本人トレーナー養成研修もやっている。
・お金と時間をかけて20名受け入れたが現在13名。

6 食・宗教・文化
・お祈りする場所を貸家に作ったが足りない。

○県議にお願いしたい事項
・上記のうち、住環境とコミュニティづくりについて秋田県全体で進めてほしい。
・光熱費、物価高いので個人負担、会社の負担が大きくなっている。このことへの支援が必要。

○外国人の方々と面談
・秋田で介護の仕事を5年やり、介護士の資格を目指したい。とれればもっと住みたい。
・秋田県を選んだ理由は四季がはっきりしていること。
・秋田県のお米とても美味しい。野菜も美味しくサラダがインドネシアでは食べなかったが、秋田県に来て好きになった。

○阿波野様からのご提案
インドネシアを訪問し、協定を結んでいる看護大学の学長さんや学生さんと意見交換をしてほしい。
議員さんたちには是非現地を訪問して政策立案につなげてほしい。
→是非そのように致します。

午前

能代市二ツ井町切石→東由利へ

午前

□次の一手
児玉県議と電話にて打ち合わせ。
6月19日要望事項への対応主体等整理し次年度予算への反映手法を会派へ
意見交換の後、当局へ提案
インドネシアや先進県への調査も行いたい。
さあ、外国人に最も選ばれる秋田県を創ろう!