令和6年7月27日(土)活動報告

本日の災害箇所訪問活動は、由利町、矢島町、由利町、本荘、東由利で行いました。

インターバル速歩

7時から
倉庫内にて

午前

東由利→石沢

□石沢学校食堂訪問
石沢地区状況聞き取り

午前

石沢→由利町

□災害箇所訪問活動
○久保田地区へ
川と川が合流し密集地域に集まる。皆様協力し合い清掃と災害ゴミの搬出作業をしてました。
市道が陥没した箇所を確認
○要望
災害ゴミの仮置き場はわかったが、分別方法がわからない。→支所へ伝える。支所対応。
○支所にて
土倉の方
基盤整備時の排水路が曲がったため水が溢れたのではないか。今後のため見てほしい。
電話番号交換。

午前

久保田→森子

○森子地区へ〜滝沢堰が道路になった
花水を通さなければ営農できない!
秋田県地方課時代からお世話になっている方が、是非見てほしい。という災害箇所を案内していただき確認。タイムリーな応急対策実施の要望を受けました。
滝沢堰は小板戸から取水し受益面積650haの水田に水を供給する基幹用水路です。
かつては「滝沢堰」土地改良区という独立した土地改良区が管理していました。県庁時代、今はなき、齋藤さんという事務局長さんにお世話になりました。
その滝沢堰が「砂地の道路」になっていました。
このことが、今回の災害の危機的状況を意味します。
稲が開花するために必要なかんがい水が花水です。
それがこの1週間だそうです。

つまり、埋設した水路をまず応急的に掘り、水田に花水を供給しないと米を結実させ、収入につなげることができない。
本格的な災害復旧対策の前に、応急対策でこの1週間で花水を入れるよう対策を講じてほしい。

○小野一彦対応
由利地域振興局長に電話。農村整備課長から電話くる。午後に現場に来て対応策を指導願うと要請。

○森子地区住民訪問
農家の方
床下浸水で自家用車、コンバイン、乾燥機、籾摺り機、精米器、計量器、種まき機械が故障で使えない。「コンピュータが入っているので、水災害に弱い。」
自家用車を修理しようとデーラーに聞いたら、買うだけかかる。
新たなコンバイン等を買い替えるためには、稲を育て売り、収入にしなければならない。
そのためにも、つまり、この度の災害を乗り越えて農家が営農を継続するためには、「花水を入れる」対策が今、一番緊急でかつ重要だ。
その状況を由利本荘市土地改良区職員に電話。理事長に伝えてくれ。と。

午前

森子→西滝沢水辺プラザ

○お昼
皆様、いつも明るく応対してくださいます。
美味しいカツサンド、おにぎり。いただいて元気倍増。

午後

西滝沢水辺プラザ→由利高原鉄道

○災害内容を教えていただく
黒沢踏切の手前ウイング擁壁崩壊
下にある水利組合の水路あり。施工時期等を調整する必要あり。

○天寿酒造
立石地区契約栽培水田被災
由利高原鉄道→矢島町新荘岩野沢
山から泥流が川に
浚渫してもらったがその泥土が自宅まわりに。
これを放置しないでほしい。
なお、山から泥流が家の後ろの小川を流れてきたのは、土石流が山から流れてきたのではないか。調べてほしい。
小野了解。

午後

矢島→森子へ再び

○森子地区床下床上浸水多かった下の地区
聞き取り
皆様、家具等清掃を行なっていました。
やはり浸水で自家用車動けず、廃棄物を仮置き場に運べないという声あり。
社会福祉協議会の方々がボランティアのニーズでしょうか。個別に聞き取りを行っていました。

□花水対策〜国の災害復旧事業・応急工事を使おう!
○由利地域振興局農村整備課長さん森子、滝沢堰へ
地元農家の方と一緒に現地確認
花水を通すため、この1週間で埋没用水路を掘り起こすためには、国の災害復旧事業の応急工事が対応できる。
国による災害査定の前でもできる。
仮に水路内を掘り起こせなくとも、他からポンプで花水を必要とする水田に用水を供給できる。それも国の災害復旧事業で対象となる。
そのためには、事業主体を決める。→由利本荘市では災害復旧事業は「由利本荘市が事業主体となる」ルールあり。
あとは国の災害復旧事業、応急工事を申請するという「方針の決定」が必要。

午後

由利総合支所へ

以上のとるべき対応について、由利総合支所長さんはじめ皆様と協議→花水を通すためにも査定前に実施できる国の災害復旧事業・応急工事を活用することで支所長が本庁部長に申し入れすることに。

午後

東由利地区県民要望

終日由利地域にいましたが、次の方々からお電話でご要望。
・国道107号、東由利舘合久保地区通行止め何故解除ならない。片側交互通行でもよいだろう。理由を示せ。
→黄桜トンネルの一部ですべりがあるそうだ。改めて確認要望します。
・石高地区W氏の裏側に亀裂。危険だ。対応望む。
→東由利総合支所長さんへ対応依頼。
→支所で即現地確認。亀裂の他にすべりが見られる。まずは小屋に避難。要フォロー。
・国道398号、沢から土砂が道路に流出した。それが今回の通行止めにつながった。原因と抜本的対応を望む。

午後

本荘事務所→東由利へ

□要望箇所現地確認
19時
法内アスパラガス畑、東光苑へ至る道路陥没、W氏を訪問

午後