令和6年7月31日(水)活動報告
インターバル速歩
6時40分
倉庫内
災害被災地現地確認と要望聞き取り(午前)
東由利須郷田→東由利沼地区
○沼地区
この地区で水田を有し稲作、そば、牧草を作付けされている方々3名から被災現場を案内していただき、被災の現状、心配、不安、緊急に行うべき対策、来期以降行うべき対策についてご要望をお受けしました。
◾️人が現に住む住宅の下の護岸の根足が浅くて下に水が流れ土を流し、この住宅座敷傾いている。
→市役所確認とのこと 写真
◾️川の護岸ひっくり返り川に落ちている。
写真
◾️道路片側崩れ、内側えぐられていて危険
注意喚起をより明確に。
◾️金山線について本荘から水田管理のため通っている方あり。道路に土砂流入しており、安全のために地ならしなどして応急的に通らせてくれと要望しているが、まだ、手をかけないでくださいと言われている。
砂利を敷くなど緊急に対応してほしい。
◾️川が水田に溢れて土砂流入、水田だった場所に川ができていた。
水田2ha流された。まず川を優先的に復旧させていただかないと、台風の季節、雪解けの季節が来れば
水害誘発しかねない。
◾️花水対策無理だ。
川が壊れ、頭首工が流されて、水路も寸断。いくら頑張っても1週間や十日で花水をかけることなどここは無理だ。
◾️秋支払いを円滑に
秋の稲作収入で支払う計画で、肥料や農薬などをつけ払いで買った。その支払いは10月26日。稲作収入がなく、共済がおりるとすれば、収穫状況の確認、納税状況の確認があり、その後に共済から支払われる。それまで、支払いを待ってくれるか、つなぎ資金融資が必要だ。
◾️復旧対策、営農継続指導を個々に行うべき
今年はあきらめたが、今後、来年の春作業(しろかき前には川が復旧、頭首工も、水路も機能を発揮して)に間に合うようできるところから復旧を計画的に行うと明確に情報提供をしてくれ。それがあれば安心して自分たちのできることをやる。でなければ耕作放棄地の連鎖につながりかねない。
◾️畜産業も危機だ
牧草を作付けしているところも水が入りだめになった。これから2番草を収穫しなければならないのに。この度の水害は牛飼いにも影響が出てくる。
◾️農地地滑り→下の川へ→杉森集落への影響
そばを植えている田んぼが大きく崩れ、下に影響与えてかねない。見てほしい。
丁度いらした市役所、県の方々に現地みてもらい、事業対象箇所として測量していただいた。
本日から秋田県の本庁の職員も技術的支援活動開始。
沼地区→須郷田自宅
災害被災地現地確認と要望聞き取り(午後)
東由利須郷田→石沢烏川地区
◾️浸水冠水水田への対応が不安
農家の方から聞き取り
浸水冠水水田が多く、収穫に不安あり。防除への支援体制を確認し必要な対応を進めてほしい。
烏川地区→本荘小野一彦事務所
◾️浸水冠水対策の確認
秋田県の農作物病害虫防除対策情報を確認
秋田県病害虫防除所の職員から指導体制を聞き取り。
JA等との連携体制確認
◾️国道107号、398号通行止め解除確認
地域振興局より確認。情報発信
本荘事務所→東由利通行止め解除箇所確認→須郷地区へ
◾️昨日の要望への対応状況確認
自力施工した堰根の復旧対策について、まだ、市に被害報告されていない方への対応を昨日、市に依頼。本日担当者が来てくれたとのこと。
◾️来年度春作業のためにも水路の復旧を望む
須郷地区の方から改めて優先要望事項をお伝えされる。
◾️水田各所崩れヒビ割れ、ポンプ小屋ひっくり返り、格納庫柱曲がる。地盤崩れ段差に。
須郷地区の別の方。仕事の関係で18時頃訪問。ご本人の案内で山の下側に段々に続く水田が至るところ崩れ、水田の中がヒビ割れ。水路寸断。3haが大変だ。
まず、緊急に格納庫を助けてほしいとご要望を受けました。