日本で一番社会全体で子育てを応援するまちを創ろう!(令和6年11月6日(水)、7日(木)活動報告)
この両日、東北大学応用認知神経科学センター榊先生をお招きし、保育研修会、由利本荘市から全国に発信する「脳科学の裏打ちによる子どもの脳の発達に効果的な遊びやゲーム等実証実験打ち合わせ会議」などが開催されました。
これも人口減少に立ち向かう県民行動の一環です。
では報告です。
○11月6日(水)
インターバル速歩
6時40分
倉庫内にて
東由利→本荘
□農地農業用施設災害復旧に関する県民相談について
9時半から10時20分頃
11月1日ご相談があった由利町ニタ子地区、森子地区の方々からのご相談について、県由利地域振興局農林部農村整備課からいらしていただき、ご相談に応じていただきました。
この度の災害は経験したことのない規模、影響の災害であり、過去に経験したことがない中、市も県も一生懸命対応していただいています。
一方で住民の方々の心配や不安が残っている場合もあります。市や県、JA、共済など一緒になってサポートする取り組みはこれからが本番です。
わたくしも県民の心配とサポート活動を全力でつなぎます。
保育研修会
13時40分から16時40分
主催 由利本荘市保育協議会
にかほ市保育協議会
場所 アクアパル
講師 東北大学応用認知神経科学センター
研究教育戦略部門 助教
榊 浩平 先生
榊先生は全国で講演されていらっしゃるほか、首都圏の私立幼稚園のアドバイザー、架け橋教育のアドバイザーなど教育現場でもご活躍されています。
題名 スマホ等が子どもに与える影響と保育者の役割
オブザーバーで参加させていただきました。
さすが、保育のプロの先生方、非常に熱心にメモをとられ活発な質疑がなされました。
○これまでの経緯
令和5年12月
健康ラジオにて東北大学と仙台市の共同研究によりスマホ使いすぎが学力低下をもたらし、その原因が
使いすぎによる生活習慣の乱れではなく、子どもの脳(理解したり、覚えたり、自己コントロールしたり、相手の立場を押し測ったりする機能を司る前頭前野)発達に影響(毎日使いすぎると発達が止まっていた)与えていることを知る。
令和6年1月18日
小野一彦仙台市及び東北大学加齢医学研究所榊先生を訪問。由利本荘市でのお話していただくことを要請。ご快諾。
令和6年2月議会
小野一彦スマホ依存の影響と子ども育成支援のあり方について一般質問
令和6年4月16日
榊先生、由利本荘市子どもプラザあおぞら視察及び意見交換
○あおぞら
・スマホは持ち込み禁止
・ボードゲーム等リアルなコミニュケーションゲームイベント
・ファミリーサポートセンター協力者少ない中で学生で興味ある方あり。
↓
榊先生から、興味ある学生さんにファミリーサポートセンター協力者のインターンシップを募ってみてはどうですか。とご提案。その後、あおぞらの方、チラシを作成し、由利本荘看護学校、県立大に募集されたとのこと。
ナイスアリーナにて市民講座。由利町小学4年生、本荘地区高校生、市教育長、木のおもちゃ館、青空、保育関係者、PTA関係者参加
令和6年4月17日
榊先生、木のおもちゃ館視察
たくさんのボードゲーム等も利用されていることを知る。
秋田県議会大会議室にて勉強会。県議会議員、県未来創造部、県教育委員会参加。
令和6年8月7日
由利本荘市夏季教職員研究会にて榊先生講演。
市教育委員会より保育関係者などへもご案内。
終了後、保育関係者と榊先生との意見交換会を開催。本日の保育研修会開催に至る。
○榊先生からご提案。
学校、おもちゃ館、保育園、あおぞらなど由利本荘市の取り組み素晴らしい。例えばボードゲームや自由な遊びなどをしているときの子どもの脳の活動を計測するなど脳科学の知見によるエビデンスをとり、由利本荘市から全国に発信するような支援をしたいとご提案があり、保育研修会の翌日打ち合わせ会議を企画しました。
○11月7日(木)
インターバル速歩
6時半頃
アイリス泊
アクアパルから第一病院川沿いコース
久しぶりのコースです。
由利本荘市在籍中は毎日歩きました。
虹が出ていました。
本荘→石沢保育園
□石沢保育園視察・意見交換会
9時半から12時40分
○視察
0歳児から1歳児の皆さんと交流
5歳児の皆さんへの読み聞かせ、楽器づくり視察
ホールでの異なる年齢層の交流状況視察
給食をいただきました。
○意見交換
石沢保育園の方向性、経営、みんなが意見を出し合える職場風土づくり
石沢→あおぞら
□ボードゲーム等リアルな対面・コミニュケーションゲームによる子どもの脳の発達への好影響に関する実証及び学生によるファミリーサポートセンターの協力活動について
14時から15時半
あおぞらにて
榊先生
あおぞら大友さん
石沢保育園主任先生
木のおもちゃ館館長
小野一彦事務所鈴木さん
小野一彦
活発な意見交換の後、以下のことについて合意しました。
おもちゃ館にてある300種ものボードゲーム、カードゲーム、木製積み木などの中から「子どもたちがリアルに対面しチームで協力し合い競い合うような」要素を有するものをおもちゃ館にてピックアップしていただく。
内容確定する
東北大学倫理審査会に申請し了承していただく。
安全な実証実験であることを示すチラシ作成
参加者募集 年長から小学2年生30名程度
実施主体は有志の任意団体、仮称「秋田由利本荘人材育成大学」を目指す。
非常に前向きで有意義な2日間でした。