令和7年7月24日(木)活動報告

太陽が生まれる直前の新潟市の朝

インターバル速歩

5時38分スタート
本日訪問した新潟市役所までの道のり確認兼ねたコース🟰新潟駅前→万代橋→市役所まで

午前

新潟市役所にて

□農家収入を増やすためコンサルに任せず市役所が主導管理販売する「水田中干し延長によるクレジット創出プロジェクト」について
9時から10時半まで

新潟市Jクレジット普及推進協議会会長である新潟市農林水産部長花田様と新潟市農業活性化研究センターの鈴木所長様、戸田所長補佐様により、
・背景
・新潟市のクレジット創出状況
・今後の見通しと課題について
説明していただき、意見交換を行いました。

ちなみに、新潟市は政令指定都市ですが、田耕地面積28,200ha、コメ産出額278億円。全国最大の水田面積を有する農業都市。
森林はなく、農業由来のJクレジットは水田中干し延長で農家の収入を増やす。
それを地元の事業所に販売し、Jクレジットを活用した田園型循環都市を目指す。
コンサルに高い手数料がいく分を、市役所職員が農家と勉強会を重ねて、農家収入を増やす取り組みをしている。
我々は素人だから専門のコンサルに任せるでは公務員の役割を果たしているとは言えない。
新潟市方式を秋田県でも目指すべきだ。

市役所職員が地元企業をまわり、クレジットのニーズを聞いている。企業側からはどこで創出されたクレジットかが大事であり、どこの環境価値かわからないものは買いたくないとのニーズあり。

もちろん、市役所のクレジットに参加するか、大手の専門事業者に参加するかは、農家の判断による。
新潟県は森林クレジットを中心に、森林がなく水田が広がる政令指定都市新潟市は中干し延長と連携しながらそれぞれの柱で、異業種と連携を拡大しながら取り組みを進めていらっしゃる。

非常に有意義な調査活動でした。

午前

新潟市→東由利へ帰着

午後

○Jクレジットに関する小野一彦の取り組み状況

令和4年8月23日

・横手市森林組合のJクレジット創出販売状況を聞き取り
→同クレジットを購入された首都圏企業から購入動機やメリットなどを聞き取り調査も実施
・木材高度加工研究所へバイオ炭によるJクレジット創出について聞き取り
上記にを生かし一般質問へ反映

1

令和5年10月18日

丸紅本社訪問
→水田中干し延長によるJクレジット、バイオ炭によるJクレジット
について聞き取り

2

令和6年12月21日

由利本荘市若手農業リーダーと一緒に鹿角市柴平地区へ。児玉県議のご紹介により。
水田中干し延長によるJクレジット創出販売と菌根菌活用による水路不用な水稲栽培について、実践農家の方々から聞き取り。
→一般質問へ反映
当局の答弁と取り組みがどう変化してきているか、さらに有志議員連携して進める。

3

令和7年4月から

野村総研知的財産創造を定期購買による文献調査

4

令和7年5月21日

児玉県議と一緒に東北銀行鹿角支店様から、フェイガー社との連携による水田中干し延長によるJクレジットの創出販売状況について聞き取り調査

5

令和7年5月29日

児玉県議と一緒に農林水産業由来のJクレジット創出販売状況等について次の方々を訪問し聞き取り調査
・農林水産省地球環境対策室
・某研究機関
・明治ホールディングス(畜産)
→以上等を生かし、さらに省エネ、再エネ等も含め児玉議員と連携し総括審査

6

令和7年6月26日

ブルーカーボンオフセットの取り組みについて、佐藤信喜議員、児玉政明議員と一緒に岩手県洋野町を訪問。聞き取り調査。

7

令和7年7月23日から24日

いずれも協議会を組織し官民連携してJクレジット普及推進をしいる新潟県、新潟市を訪問。聞き取り調査。

8

今後の予定

令和7年8月19日
山形県太陽と森林の会事業等について聞き取り調査。山形県県庁へ。
→上記調査に県民の声を加え、小野一彦の考えをまとめ鈴木知事への9月議会一般質問へ
さあ、やるぞ!

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