令和3年7月31日(土)活動報告

矢島高校応援フォーラムにコメンテーターとして参加いたしました。

校長先生から報告がありました。

矢島ブランディングプロジェクトの研究発表で、全県6チームで競い、優勝した🏅とのことです。
商業科目についての研究発表で普通科の高校が優秀したのは初の快挙です!
そして生徒の皆さんの見事な発表をお聞きし62歳のわたくしは、実に有益な「学び直し」になりました。

○発表の優れた点
・矢島地域のブランド価値向上のための取り組み方が極めて論理的。
・まず、ブランド価値向上を図るため何をすべきか「仮説」を立てる。
・仮説を立てるため、強み弱みの分析をする。
・強み弱みもマーケットによって変化する。
・例えば高齢化は必ずしも弱みではない。高齢者の経験やスキルは武器になる場合もある。上勝町の葉っぱビジネスのように。
・その商品を買うことが、消費者にとって社会貢献になるような(例えば売り上げ額の○○パーセントを福祉施設に寄付など)商品は差別化が図られブランドイメージを高める。
・どんな年代にどのようなパッケージ、単価で売るか。
・以上のような分析をし、それに適合した商品を開発し売り込む。
・その仮説が正しかったか、実証する。
・以上のようなプロのマーケティングの思考訓練と実践を平成27年度から継続して、使いこなし、レベルアップさせていることに非常に感動致しました。
・単なる商品開発ではなく、地域ブランド価値向上のための一つとして地域の一員として実践していることに意義があると思いました。

生徒会長さん、副会長さんの意見発表も立派でした。
福祉科、文理科含め全ての学科で、
問題把握、問題解決のための仮説を立てる、それが正しいか検証当てはめをする。その結果により仮説を修正する。そんな思考と実践に若いうちから慣れること。これは大きな力になるでしょう。

以上わたくしの感想です。