令和4年4月16日(土)活動報告

62歳最後の日です。先程、街に住む友人が「満月が出ているよ」と教えてくれました。もしかしたら、ほろ酔い月見酒中だったかも。
裏山が近いためすぐには見えず、ようやく見えてきた。
満月のスポットライトを浴びて㊀小野商店が浮かぶ。親戚の高橋看板さんの書が力強い。

世界では今様々な問題や困難があるが、ここには待ちに待った春が来た。やっぱりここを選んでほんとに良かったと思う季節だ。
ここから毎日秋田市に通ったのも、つまりはこの、ほとばしるような激しい喜びを味わう為だ。
そして、この地域の「個々の主体的な学びを育む保育手法や環境に高い価値」を見出され、お子さんの教育のためこの地を選択してくれた教育の専門家のご家族がいらっしゃる。
人生における居住箇所の選択は様々だが、人を育てる環境が良いから東由利を選ばれた。この可能性をみんなで共有し深め広げた地域づくりを進めたい。

同じような可能性に着目し来ていただく方々を増やすビジョンを描き実現する地域づくりを推進すべきだ。
そのためには、認定子ども園が必要だ。ここで学んだ者の誇りをかけて、徹底的に勉強し調べ9月の一般質問で取り上げたい。
いずれは人口減少で秋田市と県南県北の都市部に人が集まる。なんて今からアナウンスするのなら県の政策は何のためにある。

明日、市長さんにもこの視点を柱に据えたトータルな人口減少対策を進めるべきと申し上げたい。
さて、本日の活動報告です。

インターバル速歩

倉庫にて実施。

本日、本荘地区の方からスマホアプリによるインターバルを教えていただけませんかとお話がありました。
わたくしの公約通信簿と活動報告を読まれ、一番ご興味をもたれたそうです。でも、すごく忙しそうだから無理でしょうか。とのことでした。
是非、インストラクターとして可能なことを自分流で行わせていただきます。公約ですから。

午前

東由利→石沢

□石沢学校食堂メニュー試作検討会

(校庭の桜)
小学校の校庭では子どもたちを見守ってきた桜が咲いていました。

(パンづくり)
県のパン共同組合から技術移転を受けたメンバーたちが嬉々としてパンを作っていました。
西目りんごの酵母、本荘南の股のブルーベリーの酵母を生かしたパン。
干し柿やさつまいも、胡桃、プレーンなど地元食材を使ったパンが並んでいました。
石沢蕎麦や比内地鶏の親子丼に負けない主力商品になりそうです。

(製麺機稼働)
石沢郷里の会の方から製麺機による蕎麦打ちのやり方を教えていただいている若手スタッフ。実にセンスがあるとお褒めの言葉をいただいていました。

(かき揚げ)
石沢新鮮館との連携を目指して同館から仕入れたさしぼなどでかき揚げを作っていました。

(ご家族の蕎麦打ち体験)
蕎麦打ち体験もイベント時など重要な提供サービス。一家族に体験していただきました。

(地域の食文化と食器を生かした食育)
石沢学校食堂は地域の方々の心の拠り所としての学校という場を生かし「食育と交流」をコンセプトに
地域の再活性化を目指しています。

そのためには地域の方々が何らかの形で参加していただくことが大事であり、その一貫として各ご家庭に眠る「昔から冠婚葬祭などで使用した器」をエピソードを交えご寄付いただく旨の依頼文を広報紙に折り込みました。
そしたら反響があり、「昔結婚式などで使ったお膳や器、全部寄付します」とか「うちのお父さんが集めた食器を寄付します」などのご連絡があったほか、「甲冑を寄付します」というお申し出もあったそうです。

廃校になった校舎が新たな「学びと出会い交流の場」として将来に向けて復活する。

石沢地区の「全員参加の地域づくり」が始まった。
そのためにも、学校校舎の利活用の理念とビジョンは「切り売りする」ようなものであってはならない。
所有者である市はそのような視点でビジョンを描き施設のマネジメントに取り組むべきと考えます。

午前

東由利の事例も石沢の事例もキーワードは「学びの場が人をつなぐ。育てる」です。
明日、この点についても市長さんに申し上げます。
あっと言う間に62歳最後の1日が過ぎていきました。
それにしても食器洗いは腰にくる。給食業務がいかに過酷か学ぶことがたくさんあります。