令和3年5月1日(土)活動報告
活動報告の前に秋田県のコロナ対策本部会議(直近、4月23日開催)資料を掲示いたします。
内容はホームページにも掲載されています。
資料1は4月22日時点の発生状況であり、少し古いですが、変異株の状況、病床使用率、年代区分別感染者の割合など参考になると思います。
資料2及び3はゴールデンウィーク中の県庁の対応、県外出張に伴うPCR検査費用への助成、職場、飲食、施設、イベントなどにおける対応策等についての記述されています。
既にご案内と思いますが、改めて参考までに掲示いたします。
本日のインターバル速歩
今日の早朝インターバル速歩は、肴町から水林の卸売市場までのコースでした。
卸売市場は父が朝早くから2日に一度ずつ野菜や果物を仕入れに行っていた場所です。父の頑張りを思い出しました。
もう40年位前だと思います。卸売市場に占いをする方がいらっしゃったそうです。その方は、「鳥止まらずの木を家の近くに植えると幸せになる」とおっしゃったそうです。
そこで、鳥止まらずの木を母の父に探してもらい、我が家の裏に植えたそうです。
今では大きくなって我が家を守ってくれています。
そんなエピソードを思い出しながら、歩きました。
遠藤章博士記念碑の除幕式と企画展
遠藤先生による、人類に貢献する世界的な業績に改めて心からの敬意を表します。
そして記念碑建立と除幕式、企画展開催にご尽力されたたくさんの方々に感謝いたします。
除幕式を終え、午後から再び現地を訪れたた後、企画展の動画・展示品を拝見いたしました。
□企画展は科学の勉強になる!
○動画にて
・カビの採取、培養実験の仕方(遠藤先生が直に教えてくれます。)
・カビの種類→青カビ、黒カビ、黄色カビ
・先生が何故コレステロールを下げるカビがあるに違いないと考えたか。
→土の中や枯れ木にはカビ、細菌、キノコが激しい戦いをしている。
→生物が生きるためには「ステロール」という物質が必要。
→カビやキノコには、他の生物のステロールを作れなくするものもあるはずだ。
・動脈硬化のメカニズムとスタチンの働き
→コレステロールを白血球が取り込む
→それが血管の壁に入り込む
→入り込んだ白血球が血管の壁に溜まり込んで膨らむ
→血管の管を細くし、血流を悪くする。
→スタチンがそうした働きをなくする。
→スタチンはコレステロールを下げるだけではなく、肝臓の悪玉コレステロールを取り込む機能を強化
→一部癌やアルツハイマーなど炎症系の病気にも効果の可能→今後の基礎、臨床研究が期待される。
○先生の言葉等から
自分が結果を出せたのは、よそ見をしないで自分の周囲を見つめ直し自分の好きなものを見つけて研究を深めたから。
科学の原点は子どもの好奇心。自分の興味や好奇心を大事にすべき。
○感想
世界的な偉人について記念碑のある現地で学び、企画展で深め、広げ、カビや細菌など理科の学びのきっかけにもなる。「学びの旅」ができました。
アフターコロナ観光の一形態になると確信いたしました。