令和4年4月21日(木)活動報告 

インターバル速歩

今日も倉庫コースです。
睡眠不足気味で寝起きが悪くても速歩をすれば心身共に目覚めてきます。

午前

星取県の稼ぐ観光戦略

(星空を生かした稼ぐ観光)
朝のテレビ番組で鳥取県の観光戦略が紹介されていました。全国で最も人口が少ない。だから星が綺麗に見える県。
それで星取県というブランドを確立し人を呼び消費につなげる戦略です。
写真は大山(だいせん)の山とキラボシが見守る前で告白をしているのでしょうか。
このような人生の中でかけがえのない場と瞬間を「こと消費」として提案する。
消費にどうつなげるか。場所代。写真撮影とプリント代。これは昔からあった手法ですがデジタル技術を使い、よりドラマチックな記念写真をつくることで付加価値化を図ることができそう。

(サウナ県を目指して)
鳥取県の大山地域はサウナに適しているとのことで、熱したサウナストーンにアロマ水をかけ、その蒸気をタオルなどであおぐパフォーマンスを「アウフグース」というそうですが、そのプロが移住してきたと紹介されていました。
小野家は昔、伯耆国(ほうきのくに)即ち、鳥取県から移住してきたそうです。以前、北前船フォーラムで訪問したことがありますが、じっくりルーツを探る旅をしてみたいものです。
逆にひいおじいさんが秋田出身など秋田がルーツの方々が秋田のルーツを巡る旅、これも「こと消費」につなげやすいテーマ観光になりそうです。

□黄桜の由来
午前中倉庫で書類整理をしていたら、新聞記者の方が見えて、東由利の黄桜がいつ頃、どのような経緯で植えられ、現在に至ったのか取材がありました。
同じ町内に旧東由利町役場の広報を担当された方がいらっしゃるので、ご足労願い一緒にお話をお聞きしました。
昭和37年頃(?)県営八塩溜池が整備されたのを機に昭和42年頃、周辺の公園化を図るため桜やツツジなどが植えられた。
その中に変わった色の桜があった。

商工会青年部がそれを活かして名物にしようと第一回黄桜祭りが始まった。
地域を何とか活性化したい。当時の青年たちの熱い地元愛と行動力に胸がジンとくる。
当時の商工会青年部として活動していた一人である父の気持ちを感じた日でした。

午前

東由利→本荘(産学共同研究センター)

□本荘由利テクノネットワーク総会
個人有料会員として参加。
地元企業の皆様と大学の先生、学生さんが「スマート工場」「精密加工」「表面処理・材料」「設計」「建築」の委員会毎に、工場見学や講習会などに取り組み、スキルアップやネットワークの強化に取り組んでおります。
昨年はわたくしも関わりクアルコムジャパンの須永社長さんによる特別講演や意見交換も行っていただき実に有意義でした。
わたくしからは県の予算資料を配布させていただきました。

□地域産学官連携によるものづくり成功の秘訣
この3月に東北大学を定年退官された堀切川 一男(ほっきりがわ かずお)先生の実に面白くてためになるお話をお聞きしました。
産学間連携26年のうち製品化されたのが241件と数多いのはなぜか。
・まず、ご当地の元気な企業を訪問する。
(御用聞き)
・元気な企業は大抵、製品化に向けて取り組んで途中挫折した案件がある。
・その「挫折案件」を分析し、大学教員の知見や技術により課題解決できそうな場合社長に説明し、理解を得たらビジネスプランを共有し一緒に取り組む。
・その挫折案件には社会や顧客ニーズや社長社員の夢・思い・アイデアが眠っている。
・夢を共有し夢を実現する。この方針で社長のモチベーションがぐんと上がる。
・こうして製品化されたものが、別の会社の製品化につながることもあった。
以上実に示唆に富む講演でした。

先生のご趣味は「妻との会話」と資料には書いてありました。時間が過ぎてそのお話は聞けませんでした。

午後