令和3年4月16日(金)活動報告

東由利・小野商店倉庫にて

政務調査活動報告書作成業務
勢いよく水路を流れる水に山の香りを感じる春です。

午前

本荘事務所にて

送付されてきた書類整理

午後

小園旅館にて

本荘ロータリークラブ例会
今年で創立60周年を迎えることを記念し、駅前に設置されている「本荘追分」のブロンズ像「25周年を記念して1985年(昭和60年)設置」の補修事業について説明がありました。
スピーチでは東北電力の所長さんから電気の三大事故である、感電、漏電、加熱火災の定義、事例、防止策などについてわかりやすくご説明がありました。
わたくしからは、昨日可決されたコロナ対策予算と事業について報告いたしました。

午後

県立大学本荘キャンパスにて

個人会員となっている本荘由利テクノネットワーク総会に参加 

以下は総会資料からの抜粋です。
・大学研究者のシーズは企業現場のニーズにつながってこそ意味がある。
・学生にとっては実際の課題に触れることが大切である。
・企業の技術者にとっては新しい技術に触れる環境が必要である。
本荘由利テクノネットワークはそうした場を創り、新たなイノベーションを起こすため活動しています。

そのため、次の事業を実践
①専門委員会活動
地域企業と大学がものづくりプロセスを中心とし協働を進めるための講習会や試作会の開催
・精密加工、スマート工場、表面処理・材料、設計、建築
②学生と企業連携活動
学生プロジェクトチームによる企業課題解決
③施設や設備等の利用支援
サテライトオフィス、測定機器、分析機器等の利用
本日は②の学生と企業の事業として行われた学生発表会・コンテスト表彰も行われました。
研究テーマには製造業だけでなく、画像処理を用いたアスパラガスの収穫適期判定法、気象データの時系列特徴を取り入れた稲の出穂日予測の安定化など、農業がテーマのものもありました。
この地域に理工系の大学を誘致して20年が過ぎました。
大学と地域企業とをつなぐ自主的な連携組織であるテクノネットワークの活動の広がり、活発化が、県大を次のステージへと後押しするものと確信いたしました。

○特別講演会
総会終了後に、日産自動車株式会社パワートレイン技術企画部のエキスパートリーダー西村公男氏により次のとおり貴重なお話を聞くことができました。(リモート)
・2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略
・自動車蓄電池産業における今後の取り組み
・工程表
・日産における取り組み目標や具体的事例
・2030年代早期より主要市場で新型車全てを電動車両に
・より効率性の高いバッテリー技術の革新→一体化、小型化
・長く安全に航続できる「全個体電池」の開発、革新
・生産技術イノベーションと資源利用効率→T型フォード以来変えていない車に人がくっついて作る方式を変革=AI、デジタル活用、複数車を同じラインで作る混流ライン等
・金属、樹脂を同時塗装→CO2
を25%カット  等々

○感想
まだまだ不勉強で、かつ、文系のわたくしには完全理解には至りませんでしたが、
カーボンニュートラルへ向けた全世界、オールジャパンの動きは電子部品及び関連産業のマーケットを活発化させることを実感いたしました。
おっと、いつの間にやら、明日を生きていた。

午後