園児の主体性を育む保育方針と実践が東由利に移住者を呼び込んだ!(令和4年4月5日(火)活動報告)

由利地域振興局長さんはじめご来所

川村由利地域振興局長さん、土門総務企画部長さん、備前建設部長さんなど幹部の方々が本荘の事務所にご挨拶に見えられました。

午前

みどり保育園訪問

みどり保育園ではお子さん一人一人が主体的に考えながら行動できる人に育てるため、恵まれた園の庭や木をふんだんに生かした手作り遊具や昆虫が住む安全なミニ小川など自然資源を生かし、まず見守る保育から行なっています。
すなわち、「個としての園児」の遊びへの興味、関心をゆっくり時間をかけて見守り、「こうした方が良い」とか「あぶないからだめ」と言って主体的なアクションとその結果としての自らの学びにストップをかけません。

例えば、ある子がミニ小川を泳ぐゲンゴロウやタガメに興味を持ったと分かれば、ルーペを準備したり図鑑を用意したりして主体的な学びをさりげなく発展させているそうです。
その結果、ある子どもさんは身近な水中昆虫の学びから今は、深海生物の図鑑に夢中になっているそうです。
園内には確かに様々な図鑑がたくさん用意されていました。

皆さん、由利本荘市の中でも人口減少が進む東由利の保育園でこのような高品質な主体的な学びの環境づくりを保育の段階から実践されていることをご存知でしたか?
こうした「主体性を育む保育」の本質と可能性を評価された秋田大学の学校教育課程の先生が、「東由利の保育園で自らの子の主体的な学びを育みたい」とのことで、4月12日から東由利にご家族で移住されます。

このアクションの意味が大事です。保育行政も教育行政も人口減少対策に取り組む行政も、このアクションの意味と可能性を知るべきです。
単なる一保育園の取り組み事例とレアなケースと捉えるべきでない。

先生は保育園の段階から主体的な学びを育みと学校教育との連携を強化したキャリア教育として進めたいとのお考えがあるようです。
専門家が認める質の高い保育、教育により地域存続の拠点としても機能する。全国からその価値に着目し人が集まる。こんなビジョンを描き皆んなが協力して推し進めたいものです。

本日、4月7日、県教委幼保推進課長さんから認定子ども園について説明を受けました。

午後