情熱と塩水で育つ重兵衛トマト!(令和2年5月25日(月))
人口減少に立ち向かう県民行動会議小野でございます。
本日5月25日(月)は、由利本荘市の特産「重兵衛トマト」を生産されている株式会社重兵衛を訪問し取材してまいりました。
皆さん、重兵衛トマトをご存知でしょうか?
重兵衛トマトは食べてその品の良い甘さと適度な酸味、コリコリっとした食感に「え!これトマト?」と驚き、感動に変わるトマトなんです。
本日は重兵衛のホールディング会社株式会社池田の池田常務と高橋さん、そして重兵衛の藤井農場長に説明していただきました。
重兵衛創業のきっかけ
株式会社池田さんは食・健康・暮らしをサポートすることを理念とされる会社です。
その中の食を支える農業資材の卸を事業の一つとして実施。池田社長はそのため農家の困りごとや資材の役割を知る必要があると判断され、重兵衛を設立、農産物の販売支援、付加価値的利用、特産品開発を推進しています。
重兵衛トマトの生産販売はその一環として実施され、7年目になるそうです。
重兵衛トマトの特徴
トマトローゼ水耕栽培栽培システムで育てています。
養液の中に食塩を入れることで樹にストレスを与え、その効果で通常のトマトより糖度が高いトマトに成長します。
池田常務曰く、「食塩の入った養液を吸収するとき葉っぱが収縮するそうです。
そしてその時、トマトたちが「よし!育ってやろうじゃないか!」と頑張るんだそうです。
この語り、ぐっときました。
育てる人の情熱も取り込む
藤井農場長はフレッシュグリーンの料理長をされていました。
重兵衛トマトプロジェクトが一時存続が危ぶまれたとき、藤井さんが「こんなに美味しいトマトをなくすわけにはいかない!」と一からチャレンジしこのトマトたちを育て上げたそうです。
重兵衛トマトの魅力・可能性
・糖度が8度以上
・心地良い酸味=甘さと酸味がベストマッチング
・果肉多く実がしまり日持ちする
=贈答品、お土産品に適す
=スーパーの棚持ち良し
=家庭でもじっくり食べること可
エンドユーザー等の声
・トマトを食べなかった子どもが食べるようになった。→リピーターに。
・帰省中にたまたま食べたら美味しく、首都圏の自宅からネットで再び注文
・温めると更に甘くなり、塩こしょうだけで極上のソースになる。(藤井さん=料理人の立場から)
ジュースも絶品!
重兵衛トマトジュースも濃厚で優しいピュアな甘さです。見た目良し。香り良し。一口一口トマトと対話するように飲んでみてください。五感が喜ぶ天然ジュースです。是非一度お試しください。フレッシュグリーンにて販売されています。
参考
重兵衛トマト栽培スケジュール
1回目
1月〜2月 種まき 苗育て
3月中旬 ハウスキット植え替え
6月〜7月中旬 収穫(今年は暖冬で5月から)
2回目
7月過ぎ 種まき 苗育て
お盆過ぎ ハウスキット植え替え
12月〜2月 収穫
問い合わせ先
株式会社重兵衛
郵便番号015-0065
由利本荘市荒町字真城79-1
電話 0184-74-6066