令和2年3月1日(日)活動報告

活動報告 記事の一部訂正
活動報告vol.13(2024年3月発行)の一部記載に誤りがありましたので訂正いたします。
QRコードの下に記載されている活動日について、正しくは「令和2年」です。お詫びして訂正いたします。

本日は由利本荘市西目地区及び岩城地区を訪問しお話をお聞きしてまいりました。

○地産地消を進める西目の会の取組

西目地区では児童館に集う子どもたちに対し、地元の農産物を生かした伝統食を提供したり、餅つきなど食文化に根ざした行事の意味を教えたりするなど、地産地消を進める西目の会が活動をしています。
同会はボランティア活動の実践者、商工会の会員、農家、消費者など異なる立場の方々がメンバーとなっています。
この度の一斉休校に際し、児童館では利用者の方々に意向調査を実施したそうです。その結果、働くお母さん方にとって負担を感じることとして「毎日お弁当を作ること」が挙げられたそうです。
そのことを受け、同会ではお母さん方の負担を少しでも軽減するため次の取り組みを企画中とのことでした。
人口減少に立ち向かう県民行動=県民による子育て支援の一つとして紹介いたします。

・名付けて「キャンプランチ」
(正式名称かはわかりません。) 
・その日は子どもたちはカラのお弁当箱を持参 
・同会は、炊き込みご飯やお赤飯、その他食材を用意
・同会のメンバーである商工会の会員から仕出し屋さんなどにも食材の提供を依頼
・提供農産物、食材には生産者、製造者の名前明記
・子どもたちは地元食材を学びながら食べたい食材を盛って食べる。
・上記のことは当然ウイルス感染予防対策遵守の上実施

このキャンプランチ会(仮称)は日程を勘案し3月末まで5〜6回行い、働くお母さん方に一息ついてもらいたいとのことでした。
異なる立場の方々が「若い世代の子育てを応援する」という同じ課題解決のため、それぞれの強みを発揮する。地産地消を進める西目の会のこうしたアプローチがこの度の、いわば緊急の事態に生かされようとしています。

なお、本日は西目地区でプレミアムな米づくりを実践されている方から、「つぶぞろい」の強烈な魅力と競争力について熱く語っていただきました。
同時に、この度の新品種による秋田米のブランドアップ対策についてもご意見をお聞きしました。
これらのことについては総括審査で取り上げます。