令和4年11月15日(火)活動報告
小春日和の朝。冬直前のこの季節の色合いが好きです。花壇の菊は寒さに立ち向かうように力強い光を放つ。緑色の針葉樹と黄色の広葉樹が空の青をバックに背比べ。
季節の瞬間に美が宿る。
東由利→矢島地区
□若手農家を訪問
小板戸地区の三浦綾真さんからお話をお伺いしました。若く経営センス抜群な方。いずれは農業により
地域に雇用を生み出したいという将来ビジョンを語っていただきました。
○種苗交換会で農林水産大臣賞受賞
・和牛繁殖と酪農されている。
・ご両親と家族経営で柱としとご活躍。
・牛に与える牧草を生産しているが肥料が入りづらくなり、かつ値段が高騰。高品質な牧草を生産するため毎年草地更新を実施しています。
・今年は草が不足で大変。刈り取り時期も天候により難儀しました。
・交換会乾牧草の部で農林水産大臣賞を受賞しました。
○経営上の課題
・子牛の値段が下がっています。
・ミルク代、飼料代、肥料代は高騰。
・牛の食べるエサと食べた後の糞尿処理が大きな問題です。
・堆肥センターに出しても堆肥を使用する野菜等の農家が少なくなりはけない。
・個人的にアスパラ農家さんに買ってもらってもいますが、それでもまだ買ってくれる人不足してます。
○自分が描く理想(将来ビジョン)
・花立の堆肥センターにガソリン代かけて処理を依頼したり、山の草地まで運搬し散布するより自らの畑に野菜生産、特に堆肥をたくさん使用するニンニクなどを生産してみたいです。
・そうした複合経営で安定した経営を確立し新たに雇用創出を実現したいです。
→非常に感銘を受けました。
○効率的な経営
・牛舎と堆肥舎が連結して牛舎で出た糞尿を自然落差を生かしてローダーにて排出する仕組み。
・機械で排出すると故障により時間、経費ロスがあるための効率経営。
・牛の飼い方もフロアー効率を考慮した配置。
○ご要望や希望をお伺いしました。
→まだ出会ったことのない農家同士がつながる場がほしい。和牛生産者とニンニク生産者みたいな異なる分野同士の農家の方とつながれば新たな展望も、見えてくるのではないか。
○ご要望への対応
本日、16時、由利地域振興局農林部を訪問し、この件について相談をし、農業近代化ゼミナールの勉強や集まりへのご案内、由利本荘市内のニンニク生産農家(法人)のご紹介について、三浦さんにご案内いただくことにしました。
必要に応じご無理のない範囲で別途対応(例えば、
勘乃さんにて
美味しい野菜たっぷりの味噌ラーメンをいただきました。
商工会の役員をしていらっしゃる勘乃さんから、「酒とつまみと〆うどん」という市内の名物紹介冊子をいただきました。
由利本荘市のソウルフード「親鶏の煮込み」を商談会にて出品されたそうです。
是非今度味わってみたいものです。
勘乃さんにて、市の高橋副議長さんと偶然ご一緒させていただきました。
本荘事務所→由利地区
□トラック運送産業の方からお話をお聞きしました。
・トランスポート大友さんの会長さん、社長さんから業界に関わる状況と今後の展望と対応について貴重なお話をお聞きしました。
・人手不足で間近に迫る働き方改革の法律の適用への対応が必要。物価が上がる中で大変な問題。
・適正単価による異業種間の取引をより進めるべき。
・洋上風力発電産業の立地に伴う地元異業種の新規参入とそのための人材育成については大いに進めるべきと考えます。
・国道108号男鹿内から根子区間、十分一工区(院内銀山入り口付近)は是非推進してほしい。
・108号はトラック運送産業にとってはますます重要となるため、事業再構築のためにも新たな投資に
取り組んでいます。
由利地区→振興局
□上記の通り。
振興局→東由利
夕食後
本日の振り返りと投稿