令和3年6月1日(火)活動報告

仁賀保矢島館合線狭隘箇所 現地踏査

この区間は矢島と東由利の境界地点から主として東由利側2キロが狭隘で下りのカーブが続く区間です。
近年、拡幅され東北でも有数なパークゴルフ場として人気が高まり、平日でも矢島、鳥海、にかほ市からも利用者が増えてきている。通勤で利用している人もいる。こうしたことからこの区間の改良を県に要望しております。
本日は具体的に改良すべき箇所を現場で確認致しました。

○参加者
東由利総合支所の皆様
矢島総合支所の皆様
東由利地区県民の方
矢島地区県民の方
(パークゴルフ場のリピーター的利用をされている。)
わたくし

○現地踏査の方針
・規模の大きな改良工事は求めない。
・その理由は主として、大規模な改良工事だと、交通量等から費用対効果的に困難と思われることから早期の実現は難しい。 
・側溝の付け替え等を基本とする。
・併せて季節毎のビューポイントや史跡等の確認をし、矢島側から東由利までを観光道路として位置付けを目指す。

○踏査検討内容
・道路幅狭く3.1Mの箇所あり。
・整備された矢島側から急に狭く下り、側溝に蓋なしが連続。
・東由利側から登ってきて脱輪したり、交差の際に谷側に落ちかけた車があったことを、県民の方から教えていただきました。

以上の箇所への対応として以下の意見が出されました。

・側溝が深く蓋がないが、落とし蓋をはめることができる箇所あり。
・現在の蓋のない側溝からスプーン型の側溝に替えれば、スプーン型の側溝に車輪を乗り入れることができ、車のすれ違いが楽になる。と考えたが、スプーン型側溝は浅いので降雨の際、雨水が溢れ、道路に流れて自動車走行がかえって危険になる。
 →山側に余地があれば、側溝を付け替え=つまり側溝を蓋をして山側の余地の上に側溝を変更し生み出されたスペース+側溝の蓋の分が広くなる。
  そうした箇所を増やす対応がベターではないか。
・谷側に余地がある箇所もある。そこも待避所として活用が可能。

○観光資源
・八塩山ビューポイント
・鳥海山ビューポイント(古文書で記述ありとのこと) 
=茶屋長根
・保呂羽山ビューポイント
・秋葉原オノデン小野仁助氏寄付山林=仁助山保存林顕彰碑
・清水
このほか、矢島側にもあると思います。

○次の一手
支所にて再度精査し協議の上県に提案要望致します。

○今日の取り組みの意義
小さな取り組みですが、インフラの整備について
「官民協働し利用者側の立場から県に提案する」スタイルの実践と捉えています。