令和3年1月13日(水)活動報告

昨夜は恐ろしかったです。
我が家は古い家屋で屋根が二段になっています。暖気になり下の屋根の雪が落ち、そこに上段の雪が「ドスンドスン」と落ち続け、家全体が鳴り響きました。
朝、起きたら隣との間に大岩が鎮座していました。
さて報告です。

由利地域振興局建設部

雪崩危険箇所を明示した資料をいただきました。県道鳥海矢島線の上直根から笹子天神を結ぶ笹子峠地点です。
ここは県により雪崩防止柵が設置されていますが、未設置区間への設置が県に要望が出されています。午後から現地調査するため、資料をいただきました。

午前

由利町西滝沢水辺プラザにて

管理しているNPOの方から屋根の雪降ろしについてお聞きしました。
NPOの会員の中に大工さんなどのプロの方々がおり、その方々の有償ビジネスと理事さんたちのボランティアという形で行う方針とのことでした。

午前

中直根地区

現在バイパス工事実施中ですが、現道は狭く空き家でしょうか、屋根からの雪崩が道を少し塞いだ箇所がありました。
地区の方にお聞きすると、そうしたことは結構あり、除雪車が間に合わない場合には自分たちが除雪する場合もある。
最近では工事車両が一日60台通行するとのことでした。

午前

笹子峠

雪崩防止柵の設置要望が出されている区間です。
笹子地区からの救急車コミュニティバス等が通行している路線です。
雪崩防止柵がないと今年のように豪雪の年は雪解け時に通行止めになってしまうことから、地域住民からの強い要望が出されています。
今日、通行して見ましたが、深い積雪、斜度、裸地部の分厚く迫っていて不安を感じながら運転しました。

午後

鳥海総合支所にて

丁岳橋梁整備に関する打ち合わせ
県から提供された資料も参考にしながら、単に橋梁整備という視点のみならず、鳥海ダムともリンクさせながら、地域あげた観光(いわば鳥海DMO的)による産業振興という観点から、意見交換をし取り組み方針について一定の合意が得られたものと感じています。まずは笹子地区の資源の再確認、各取り組みの連結などを行います。

午後

県議会農林水産委員会

○大雪等による農業被害と対策について
本日、県議会農林水産委員会が開催され、当局から次のとおり報告されました。(以下小野抜粋メモ)
・被害額 323,943千円

・被害内容
○農作物等
野菜
6,246千円
せり、ほうれんそう、こまつな
花卉
4,295千円
トルコギキョウ、ストック
林産物
6,144千円
菌床シイタケ
○パイプハウス、畜舎等
498棟、301,653千円

○林業用育苗ハウス、土地改良施設等
・主な対策
①被害防止対策事業
樹園地除雪融雪への支援
・人夫賃、融雪剤投入費用
・上限事業費 3万円/10a 園地アクセス確保
・園地への進入口、資材等
・ストックヤード確保
・上限事業費 7万円/箇所
以上補助率1/2以内

②果樹復旧支援事業
補植、改植
・苗木、支柱、土壌改良資材
補修、防除
・補修用ボルト、かすがい、
・切断面への塗布薬剤等
以上補助率1/2以内

③施設復旧支援事業
果樹園等の復旧
・ぶどう棚、おうとう雨除ハウス等
パイプハウス等の復旧
・パイプハウス(水稲用含む)、畜舎等
以上補助率1/3以内

④無利子資金融資
農業漁業経営フォロワーアップ資金

⑤技術対策の徹底
損傷した樹体の早期回復
改植後の適切な肥培管理

午後

○秋田・ムラはどうなる

本日、佐藤晃之輔氏から上記著書が寄贈されました。わたくしが関わって来た秋田元気ムラのこともご存知でした。人口減少に立ち向かう県民行動会議に期待していますとのことでした。
徹底的に頑張ります!