アフターコロナの観光を考える(令和2年6月14日(日))

学びと感性を高める旅でした。

森子大物忌神社、滝沢登拝道などを学ぶツアーに参加

かねてから楽しみにしておりました森子大物忌神社、滝沢登拝道などを学ぶツアーに参加いたしました。
森子大物忌神社につきましては、由利本荘市在籍中、国民文化祭のフットパス、真田丸観光が縁で来訪された歴史学者北川先生、和歌山県九度山町長(御田の方生誕の地)のご案内やおもてなしなどで、森子集落の多田さんをはじめたくさんの皆様からお世話になっております。

また、登拝道や駐車場整備にご尽力された集落の皆様に改めて敬意を表します。
さて、本日はガイドの太田さんから
・森子大物忌神社の歴史・概要、
・修験のはじまり・系統、
・滝沢修験、矢島修験、違い
・社殿の歴史、薬師如来、十二神将
・彫刻、力士像(県内最大級)
・鳥海山様石、滝沢、矢島修験の争論
各ガイドポイントにてわかりやすい説明をしていただきました。

全く知らなかったことや知っていたことでも深めることができたこと。
10人くらいの参加で、個々人の質問に対し回答をいただきながら、階段や登拝道をゆっくり登って行く、知的な観光でした。

杉の木立ちと階段、登拝道、木漏れ日が清心な雰囲気を醸成しマインドフルネス効果抜群なスポットでもあります。
修験などあることを知ることでさらに知りたくなる。また来たいと思う旅でした。

学ぶことはワクワク感を生みます。
誰かを連れて行って、今度は自分が説明したくなります。
アフターコロナの観光とはどうあるべきか考えました。
三密を避けるため大量の観光客を受け入れる形ではなく、「本物性」「学ぶ効果」「健康や癒し効果」を価値として少人数でもリピート率を高めていく。
そうした知的、健康的な観光を進めていくべきと思いました。

午前

花立クリーンハイツで友人の佐藤さん、お嬢さんとご一緒させていただき食事

賑わっておりました。わたくしもかつて一緒に仕事をした社員の方々が頑張っていました。

花立クリーンハイツは高原の駅として、トイレ休憩、案内人常駐の観光案内所であり、案内所相談者は徐々に増えてきているようです。
人と人が対話交流しながら観光目的地やルート案内や情報交換をする。これは花立の売りでもあります。

次に、佐藤さんの案内により、
鳥海高原でプライベートでフライト(ラジコンや本物)を楽しんでいらっしゃる方々の場所を訪問・視察いたしました。

鳥海高原を生かした観光や地域振興に関わってから30年が経過しますが、そうした楽しみ方を行なっていらっしゃる方々の活動を知りませんでした。
観光の語源は「国の光を観る」こと。

好きなテーマについて本物のある場所で学びを深める、趣味を極めるためある場所を何度も訪れる。
こうした活動が行われている場所には「ワクワク感」、「発見」「感動」があります。正に「光」が満ち溢れています。
こうしたスポットが秋田県には満ち溢れている。その宝探しこそ今必要なことではないでしょうか?

午後

7日目・本の紹介

7日間ブックカバーチャレンジ。
最後の本はこれです。

「伝説のプラモ屋」
〜田宮模型をつくった人々〜

今日の投稿のテーマ
「アフターコロナの観光のあり方」
とこの本の本質は同じであると考えます。

一言で言えば、「本物性こそワクワクを生み、人の心を動かす」
わたくしからのブックカバーチャレンジのバトンを佐藤秀典さんにお渡しいたします。

この本を貸していただきありがとうございました。ワクワクいたしました。
バトンを渡していただきました「あいば」様、ありがとうございました。子どもの頃読んだ本を振り返ることで、その当時の自分に再会することができました。
心より感謝いたします。