令和4年11月12日(土)活動報告

東由利→石沢

□石沢学校食堂手伝い
○新商品の登場
・天然酵母の食パン
・芋の水ようかん
・鮨屋の卵焼き入り太巻き
・煮卵トッピング親鳥汁付けザルそば

○石沢学校食堂女性スタッフの言葉
・毎週土日だけの勤務ですが、とっても緊張してなおかつ「とても楽しいです。」とのこと。

○新商品の値決めは女性陣が決める。
・今日登場した「鮨屋の特大卵焼き入り太巻き」は尾身社長が作ったものですが、「値決めは女性の皆さんがたが決めてください」とのこと。
→皆様、楽しそうに原価、インパクト、味、量を勘案して自由に意見を出されて決定されました。

○社員が意見やアイデアをどしどし出せる職場がイノベーションを発揮できる。
心理的安全性が学習、イノベーション、成長をもたらす。それは基本が社員を大切にする理念があるからです。石沢学校食堂はまさにそんな職場です。

午前

石沢→秋田市

□第13回秋田ふきのとう 県民運動大会2022
13時半〜16時40分まで
JAビルにて
自殺予防対策について理解を深め、大変参考になりました。

○特に参考となった点
基調講演の張先生のお話
□題名 みんながゲートキーパー
 副題 自殺予防ゲートキーパーの役割

□自殺に関係する要因
・日本で自殺者が急増したのは1998年。山一証券や日債銀などの経営破綻で働き盛りの男性の自殺が増えた。
・自殺対策の基本法や大綱ができ予算がついて減ってきたが世界と比較すれば多い。

□コロナの影響
・コロナ禍で女性や若者増えている。経済的な問題
としては飲食業、宿泊業などコロナ禍で内需関連業が打撃を受けた。非正規雇用やバイトから雇い止めされた。それは女性が多い。
・女性や若者へのコロナ禍の影響はそれだけでなく、DVや児童虐待増えた。
・自粛やソーシャルディスタンスで、人と会って発散する機会が激減。

□自殺予防対策のためには自殺の実態を調査する必要がある。
・倒産、リストラ、いじめ、コロナなど一瞬わかりやすく思えるフレーズでは理解は不十分。
・「心理学的剖検(ぼうけん)」が必要
→これは遺族などから故人のことをインタビューする。故人の人生を遡り、自殺の原因を精神医学的に診断解明する。
・ポイントはうつ病、うつ状態。
・自殺へのプロセスがある。
・リストラ、倒産、借金、離婚、離別、死別、病気、その他の失敗や喪失などのライフイベントがプロセスへの入り口となる。
・その途中段階で助けてくれる家族や相談できる友人
などがいれば助かる。そうしたサポートなくして最終段階でうつ病やうつ状態になることを避けるべき。→だからゲートキーパーが大事。
・死んでもおかしくない状況で助かった人へのインタービューから分かったこと(横浜市大精神科診断結果)

23%が気分障害(うつ病など)
19%が適応障害(うつ病より軽いうつ状態)
・このことは日本人は軽いうつ状態でも自殺に至る場合が19%もあることを意味する。欧米人は自殺へのハードルは高い。
何を言いたいか、つまり、コロナで軽いうつ増えている。軽いうつでも自殺おこる。それを踏まえた自殺予防を考えるべきだ。ということ。

○ゲートキーパーの役割
・単に傾聴、話を聞くだけで足りない。
・死にたいという気持ちにどう応えるか。
・死にたいと言われたとき、びっくりして「そんなこと言わないで」と言わず、何故死にたくなるのか?に目を向けて、背後にあることは何かを探る。
つらい気持ちはなぜか。その中身をさらに探る。

一つは自分はどこにも属していないという疎外感。孤立感、孤独感。
もう一つは自分はまわりに負担となっている。お荷物感。
こうしたことを一緒に考えるのがゲートキーパーの第一歩。  
このつらさを話すことが効果が大きい。

○自殺リスク評価により専門家へ
その1
そうした話をしていくうちに、
睡眠不足
食欲不振
妄想や視野狭窄
なであれば、精神科医へつながせていただく
その2
自殺の計画の具体性や準備があれば、精神科医や家族などキーパーソンへ
傾聴しながらその一人の心の苦境が見えてくる。そのとき、「あなたはダメだというが、こういう見方もあります」と提案する。上から目線ではダメ。
この話に乗ってくれば傾聴続ける。だめなら精神科医へ
つないだら自分の役割は終わりではない。

○ゲートキーパーの役割
・周りの人の落ち込みや不調に気づく。
・声をかけてあげる。
・耳を傾ける。
・つなぐ、応援を求める。
・命の大切さを伝える。
・その方とコミュニティを作るという意識を持つ。
非常に有意義なお話でした。春から就労支援、若者居場所づくり、孤立孤独対策などを実践されている皆様方と関わりをもたせていただきました。
ゲートキーパーの研修も一度受けましたが、まだまだ勉強の必要性を感じたほか、自分も実践しなければと思いました。

午後

秋田市→東由利へ

□心理的安全性、経営に貢献
本日11月12日の日経新聞35面にこの記事がありました。自由に意見やアイデア、リスクを上司やトップに言える組織は社員にとって「心理的安全性」があり、学習が起こり、イノベーションを生む。経営にも貢献する。との記事でした。
丁度、今朝の石沢学校食堂でのやりとりで感じたことでした。

そしてこんな職場からはうつ状態になり自殺を考える社員は出ないだろうとも思いました。
この記事で紹介されている「恐れのない組織」は昨年から読み出しています。私が目指す社員を大切に育てる企業づくりで若者の定着や回帰につなげる取り組みと基本は一緒だと思います。

午後