令和5年3月22日(水)活動報告

インターバル速歩

倉庫にて

午前

東由利→本荘

□辻立ち72回目
二番堰交差点
7時半から8時

午前

編み物教室の方々への活動報告

10時から10時40分
鶴舞会館にて

・小野一彦4年間のマニュフェストと結果について
○出された意見
活動報告の政策、健康長寿への取り組みに関連して、よくシニアに対して行政が「こういうことをしましょう」と言うが、他者から一方的に「あれやれば、これやれば」と言われることに対して、やる気が起きない。どう考えるか。

→小野意見
自分がこれまで好きでやっていたことを棚卸して無理しないでやれば良いのではないか。
なお、千葉大の先生によれば、高齢者の転倒率は地域によって違うとのことでした。
それはつながりをもちながら、無理のない「好きなこと、興味を感じること、昔からやってきたこと」探しとその実施が大事ではないでしょうか。
などとお話をしましたが、後から考えますと、医師が勧める「社会的処方」が良かったかも。

□仕事と育児の両立の困難さについて
鶴舞会館からの帰路、街角にて、仕事と育児をされている若い女性の方からお声をかけていたました。
仕事を他の同僚に迷惑をかけないで育児をするのは困難。ワンオペ育児のままだと辞めるしかない。この実態を知ってほしい。病後保育の充実や官民あげた両立支援、職場、企業の意識改革など対策に取り組んでほしい。
→これまでの取り組みを強化します。

午前

鳥海山フラダンスフェスに取り組むフラダンス教室の方々への活動報告

14時から14時40分
「鳥海山をフラダンスの聖地へ」を公約に掲げて、この取り組みを進める方々を応援してきました。
活動報告の中にも盛り込んでいます。アフターコロナの感がある今年は実施されるとのこと。
鳥海山がどの部屋からも真っ正面に見える「鳥海山がテーマのホテル」フォレスタ鳥海もイベントパーティー会場としてお使いいただけるようです。

午後

本荘→鳥海大栗沢→矢島沢内

□鳥海大栗沢への誘導看板
国道108号矢の本バイパスから大栗沢に左折する誘導看板が小さく、冬季のホワイトアウト状態の際、見過ごして、通り過ぎてしまうことが多々見られた。大きくしてほしい。3月15日の要望への対応として確認しました。

午後

沢内草地管理組合佐々木氏を訪問

今後の農業のあり方を示唆していただける若手リーダーのご兄弟。いつも元気をいただきます。
令和3年11月にこちらで教えていただいたことをベースに、昨年令和4年9月に耕畜連携と堆肥活用の仕組みづくりを一般質問をしました。
この質問が後押しとなり、令和5年新規事業として「耕畜連携体制確立事業」が措置されました。
本日、そのご報告に来ました。

○これまでの経緯
令和3年9月28日
西目柴田牧場柴田代表から、耕畜連携をもっと進めるべき。堆肥活用や自給飼料の生産拡大を進めるべきとご意見をいただく。

令和3年10月6日
県庁畜産振興課から耕畜連携に先導的に取り組んでいらっしゃる矢島沢内草地管理組合の佐々木巧氏、
大内飼料稲生産組合の佐藤氏(小笠原氏)をご紹介いただきました。

令和3年11月4日
矢島沢内草地管理組合佐々木巧氏、大内飼料稲生産組合佐藤氏、小笠原氏、遠藤氏(故人)から、それぞれ取り組み内容と今後の方向、ご要望をお聞きしました。

令和3年11月5日
県畜産振興課に以上の調査内容をもとに要望を行うとともに耕畜連携を進めるための事業推進を要望。
令和4年9月
その後のロシアのウクライナ侵攻等による化学肥料の原料となり鉱物資源の輸入難による肥料高を踏まえ、小野一彦が一般質問「みどりの食料システム及び食料安全保障としての堆肥の活用拡大について」を行う。

令和5年年新規事業予算
耕畜連携体制確立事業 写真
この事業は以下の3つの部分からなっています。
・堆肥が毎日出て適法に処理しなければならない畜産農家と堆肥が欲しいアスパラ、ネギ、水稲、大豆農家とが取引でつながる体制づくり。そのための機械化支援。
・敷き藁として、藁が欲しい畜産農家はこれまで乾燥地帯の宮城県方面から運賃込みの高い藁を買う場合が多かった。それを近場の稲作農家の藁を買うための藁の高品質化対策。
・国産飼料の生産拡大対策

○佐々木巧氏からお聞きした今後の取り組み方向とご意見
・令和3年11月にお聞きした、ライスセンター、牛舎、作業小屋の建設計画が農地法の手続きも終え、土が搬入され、用地造成が進んでいました。
写真
・多頭飼育農家からたくさん堆肥を受け入れしたい。
・受け入れした堆肥を完熟化し草地更新に化学肥料の代わりに投入したい。
・若いアスパラ農家へも提供できる。
・ライスセンターから出た籾殻を堆肥を運んできた畜産農家に提供。畜産農家は帰りのトラックに籾殻を積み込み、敷料「しきりょう、牛の寝床に敷く」
として活用。
・水稲農家でもあり、牧草生産も行う、自ら畜産も行う佐々木氏が耕畜連携の中核を担われる計画が前に進んでいることに大きな期待をしております。

○インボイス制度について
牛の市場取り引きに関しては、インボイス制度に対応できる農家とそうでない農家で大きな差が生じてしまうことに危惧感を感じていることについて説明していただきました。

午後

矢島沢内→本荘→東由利へ

今日も目一杯、人口減少に立ち向かう方々とお会いでき、示唆に富むご意見、アクションについて教えていただきました。ありがとうございました。

午後