令和7年2月13日(木)活動報告
インターバル速歩
8時20分から
なかいち→中央通り→新しいダイワホテル(明日2月14日オープン)→アトリオン→なかいち→木内前
秋田市→東由利→本荘安楽温泉
□地元企業が力を合わせ稼ぐまちづくりのための取り組み〜由利本荘市商工会商業部会・勉強交流会
15時から19時
安楽温泉にて
第一部 ポイントカード・デジタル地域通貨事業
鹿角市ハミングカード協同組合副理事長
田中喜昭 氏
○菊地商業部会長挨拶要旨
・人口減少で市場が縮小している。
・ネット通販や大規模店との競合。
・物価高騰などで消費者が買い控えしている。
こうした中で地元事業者一人だけで立ち向かうのでなく、力を合わせデジタルも生かしながら、立ち向かう必要がある。
10月に鹿角市を訪問し一円まで使えるポイント制度とデジタル地域通貨事業を行っている取り組みを聞いてきた。今日はそのキーパーソンである田中さんに由利本荘市にお越しいただき、お話をお聞きし、今度の取り組みについてみなさんで考えていきたい。
○説明
地域の文化、伝統行事を守りたい。そのためには地元事業者が力をあわせて、経済を強くしなければならない。しかし鹿角市は観光や農業で市外から外貨を稼いでいても「穴がたくさんあいた漏れバケツ」で稼いだ外貨を地元で使わない。経済波及効果が低い。
その課題を解決するため、お金が地元で循環し波及効果を高めるための仕組みとして、取り組んできた。
・ICチップ入りカード事業は2014からスタート。
・加盟店の年会費は無料
・加盟店がポイントを組合から買い、お客様に100円に1ポイント付与。1ポイントが1円になり代金として使える。
・加盟店にはチャージするための端末あるが、タブレットで1台5万円。
・これに電子マネーハミングPAYを2020年からスタート。
・加盟店は約100社、鹿角市民は大体一家で2人は会員。
・加盟店同士の取引にも使える。
○質問
・システム構築代など初期投資は行政の補助なければ難しかったのではないか?
→行政からの補助で立ち上がったのではない。我々事業者が金融機関から融資を受けてスタートした。
加盟店の売上も上がり、顧客ロイヤリティ分析もでき、事業は黒字で推移。
・イベントでもポイントは使えるか?
→使える。
・システムは既存のものを買ったのではなく、こちらの要求を伝え新たに作ったシステム。
・そのため何度もワークショップを行った。
・事務局はいるか。
→3名雇用している。
第二部 懇親会
非常に盛り上がり、前向きな議論をかわしながらみなさん次の一手をどうするか。話し合っていました。本物の地方創生が動き出した。
締めの挨拶で高橋副部長の言葉
誰かの行動を待つのではなく、自分たちが動かなければ始まらない!
そうだ!由利本荘市と鹿角市で力を合わせていずれほ全県を稼ぐまちにしよう!
○小野一彦参加経緯
令和6年11月1日
商工会20周年記念行事の際、菊地社長さんから鹿角市のハミングカードの取り組みを調査したお話をお聞きした。これは自分も是非現地調査してみたいと思った。
令和6年11月4日、5日
鹿角市訪問。利用者からお話をお聞きする。
令和6年11月27日
小野一彦事務所にて、商業部会の皆様から調査内容を教えていただく。次回は田中さんを是非およびしてお話をお聞きすることに。
本日がその日。
さあ、次はどう動くか。厳しい時代だが、みんなが立ち向かう。自分も当事者として参加したい。
19時20分終了
本荘安楽温泉→秋田市ホテルへ







